キヤノンITソリューションズは、2012年12月に個人向けのセキュリティ対策ソフトの「ESET Smart Security V5.0」(以下、ESETと略記)をリリースした。ESETは、ヒューリスティック機能や動作の軽快さなどで、これまでも定評のあるセキュリティ対策ソフトである。本稿では、その新機能などを中心に紹介したい。なお、同社Webサイトでは体験版も公開している。システム要件は、対応OSがWindows XP / Vista / 7の各エディション(64ビット版にも対応)。HDDの空き容量が320MB以上(1GB以上を推奨)必要になる。販売価格は、パッケージ製品で2ライセンス同梱(2PCで1年間、もしくは1PCで2年間使用可能)で7,140円。ダウンロード版には、1年版、3年版、3台版などがラインナップされる。価格はオープンプライスだが、一部のオンラインショップで、1年版が4,980円であった。また、V5.0発売記念として、3年1ライセンス版が5万本の限定パッケージとして10,290円で販売されている。
では、さっそくインストールをしてみよう。CD-ROMを光学ドライブに挿入すると、インストーラ-が起動する。
[ESET Smart Securityのダウンロード&インストール]をクリックして、インストールを開始する。必要なファイルのダウンロードが行われ、インストールまでが行われる。
インストールが完了したら、ユーザー登録を行う(この時点で、製品アクティベーションダイアログも表示されるが、おいておこう)。[ユーザー登録の開始]をクリックすると、シリアル番号の入力となる。
さらに[ユーザー登録の開始]をクリックすると、ブラウザが立ち上がり、メールアドレスの入力となる。
[送信]をクリックすると、入力したアドレスに、ユーザー名・パスワード取得方法のメールが届くので、そこからユーザー登録を行う。
すべてを入力すると、登録したメールアドレスに、ユーザー名とパスワードが届く。次いで、アクティベーションを行う。
[ユーザー名とパスワードを入力して使用する]にチェックを入れて、[次へ]をクリックする。送られたユーザー名とパスワードを入力する。
アクティベーションが完了したら、ウイルス定義データベースなどの更新が行われる。
図9のように、アップデートやアクティベーションが完了したことを確認しよう。
右上のアイコンの背景が緑になっていることを確認しよう。ホーム画面でも、現在の状態を確認できる。
最初にコンピュータの検査を実行
インストール、アップデートが完了したら、コンピュータの検査をやっておきたい。[コンピュータの検査]から[スマート検査]を選ぶ。
検査が実行される。
無事に完了すると、図13のようになる。
あとは、スケジュールなどを適切に設定しておけばよいであろう。