ここからは、端末の搭載機能について紹介していく。Xperia NX SO-02D、Xperia acro HD SO-03Dの仕様は多くの部分が共通だ。詳細は以下の表で確認いただきたい。

両端末をスペック表で比較

両モデルに共通する機能

両モデルとも、液晶ディスプレイには4.3インチの高画質HD"Reality Display"(1,280×720ドット)を採用。前機種に比べ解像度が向上し、輝度も25%アップしているという(Xperia arc SO-01Cとの比較、同社調べ)。また、モバイルブラビアエンジンによりコントラストが向上し色彩の鮮やかさが増したほか、Clear Black Panel技術により外光下でも画面が見やすくなっている。

ディスプレイに採用されたHD"Reality Display"とモバイルブラビアエンジンにより、コンテンツの表現力が増した

裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載した約1,210万画素の背面カメラでは、高感度で明るくきめ細やかな写真の撮影ができる。また、高速起動・高速撮影間隔に対応。端末がスリープモードになっていても側面のカメラキーを長押しすればカメラがすぐに起動し、撮影間隔0.5秒の連写ができるようになっている。そのほか、解像度1920×1080、フレームレート30fpsのフルHD動画の撮影にも対応している。

起動から撮影までにかかる時間はわずか1.5秒なので、シャッターチャンスを逃がすことがなくなる

フロントカメラは約130万画素のCMOSカメラで、自分撮りやビデオチャットなどで利用できる(写真右)

音楽面でも機能が充実している。楽曲に合わせてこだわりの音質に設定できるマニュアルイコライザー、ソニー独自のバーチャルサラウンド技術(VPT)により臨場感あふれる音質を選べるサラウンドオーディオのほか、クリアオーディオやxLoudなどソニー製品「WALKMAN」にも採用されている最新のテクノロジーが満載されている。

サラウンドオーディオの利用画面(写真右)

マニュアルイコライザーの利用画面

このほか、バージョンアップしたPOBox Touch 5.0では手書きかな入力が可能になっている。実際に利用してみたが感度が良く、文字の認識率もかなり高いようだった。

編集部追記(2012年1月20日)
記事初出時 POBox Touch 5.0の手書き入力で漢字入力ができるような記述がありましたが、誤りでした。謹んでお詫びするとともに、訂正させて頂きます。

手書きかな入力モードで「まいなび」と入力してみた(写真右)