METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER
2004年に発売された『メタルギア』シリーズの5作目となるタイトル。今回は主人公ネイキッド・スネークとして潜入ミッションを遂行していくことになる。グラフィックの向上はもちろん、新たな「カムフラージュ」や、「CQC」(クロース・クォーターズ・コンバット)と呼ばれる近接戦闘術の導入など、スニーキングアクションを楽しむための要素が盛り込まれている。また、『MGS3 サブシスタンス』に収録されていた、視点を自由に操作できる「3Dカメラ」も搭載している。
舞台はソ連領土に位置する大自然に囲まれたジャングル。2部構成となっており、ソ連領土に潜入してソコロフ博士を救出する「バーチャスミッション編」と、新型兵器の破壊やGRU※のヴォルギン大佐の抹殺などを遂行する「スネークイーター作戦」というミッションが用意されている。 ※ソ連軍参謀本部情報総局
今回はジャングルが舞台ということで、蛇やウサギ、ネズミ、魚、果物などさまざまな動植物が生息している。これらを倒すことで得られる「FOOD」を食べると「スタミナ」が回復できるのだ。スタミナが低下すると、体力回復速度が遅くなり、銃の照準が定まらなくなるなどの弊害が起こってしまう。そのため、ある程度FOODは常備し、体力ゲージの下の「スタミナゲージ」が減ってきたら回復してミッションに臨もう。
操作に関しては『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』と同様、難解なテクニックは要求されないが、新たに導入された「CQC」の使いこなしがゲームをスムーズに進めるポイントとなる。背後から近づき○ボタンを押すことで敵を地面に叩きつけて倒すか(○ボタン+方向キー)、羽交い締めにして拘束するか(○ボタン長押し)を選択できる。また、拘束中にはナイフで脅して情報を聞き出す(L3ボタンの押し込み)、抹殺する(○ボタンを押し込む)、敵を盾にして銃を構える(□ボタンを押し続ける)といったアクションが行える。状況に応じて使い分けよう。
そのほか、敵に見つからないように行動するためには、周囲の環境に溶け込む「カムフラージュシステム」をうまく使うことも重要。画面右上には「カムフラージュ率」が表示されており、数値が高いほど周囲に溶け込んだ状態となり敵兵に発見されにくくなる。
スタートボタンを押すことで表示される「CAMOUFLAGE」から、「フェイスペイント」と「迷彩服」の柄をいつでも変更可能なので、なるべく高い数値(できれば85~90%以上)で行動できるようにコーディネートしておこう。また、立ち→しゃがみ→ホフクと後者の状態ほどカモフラージュ率が高くなるので忘れないようにしたい。
さあ、本シリーズをプレイした人も、プレイしたことのない人も、この冬は本作をプレイして、どっぷりと『メタルギア』の世界を堪能してみてはいかがだろうか?
製品情報
ゲームタイトル | METAL GEAR SOLID HD EDITION |
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メーカー名 | コナミデジタルエンタテインメント KONAMI |
ジャンル | タクティカル エスピオナージ アクション |
対応機器 | PS3、Xbox 360 |
発売日 | 11月23日 |
価格 | 5,480円 |
CEROレーティング | D(17歳以上対象) |
(C)Konami Digital Entertainment