ツイートを投稿する際は、画面上部に表示される入力エリアから投稿を行う。投稿前にポップアップで一度確認するように設定することも可能。複数アカウントでの利用も可能となっているが、通知機能は現在のところ搭載されていない。

画面上部に表示される入力エリアからツイートを投稿する

TweetCombとHoneyTweetのどちらが使いやすいかは、ユーザーの好みによるだろうが、インターフェイスにこだわりたい人や通知機能を利用したい人には、TweetCombがおすすめだ。いっぽう、カラムの順番を自由に並べ替えたい場合や縦画面でも横画面でもTwitterを閲覧した場合など、カスタマイズ性の高いTwitterクライアントを探している人には、HoneyTweetが向いていると言える。

タブレットで「モバイルGoogleマップ」を使う

大画面のタブレットであれば、地図アプリも見やすく使いやすい。Androidの地図アプリの筆頭格といえば、Googleが提供する「モバイルGoogleマップ」だ。モバイルGoogleマップは、地図検索や経路検索に加えて、「Googleプレイス」による店舗検索や「Googleストリートビュー」による道路沿いの風景の閲覧、「ナビ」によるカーナビや徒歩ナビが利用できるなど、多機能な地図アプリとなっている。

地図アプリの「モバイルGoogleマップ」。2本指でタッチして、地図の向きを回転できるのがAndroid版の特長

「Googleプレイス」による店舗検索の結果を地図に表示できる

場所を選択して、「Googleストリートビュー」で道路沿いの風景を閲覧できる

経路検索から「ナビ」でカーナビや徒歩ナビを利用することが可能

さらに、新機能の追加も精力的に行われており、2011年11月には駅や空港、デパートの構内図が閲覧できる「インドアGoogleマップ」が閲覧できるようになり、12月には、地図上に現在の渋滞状況を表示することが可能になった。ここでは、この2つの新機能を紹介する。

モバイルGoogleマップの最新版では、インドアGoogleマップによる構内図の閲覧が可能になっている。都内を中心にJRや私鉄の主要駅、羽田空港、成田空港といった交通機関の施設に加えて、大手百貨店やデパートなどの商業施設が対象となっている。対象施設の箇所で地図を拡大すると構内図が表示され、さらに右側に表示される階番号のボタンをタップすれば、階を切り替えることが可能。

構内図を閲覧でき、右側の階番号のボタンで階を切り替えられる

デパートや百貨店の各階の構内図を閲覧することもできる

駅の構内図では、トイレやエスカレーター、エレベーターなどの場所を確認でき、デパートの構内図では各ショップの名前や場所を確認可能だ。インドアGoogleマップの対象施設は、今後都内の地下鉄や他県へも拡大される予定。今いる駅や店舗の構内図を見たいときはもちろん、出かける前の下調べにも重宝する機能だろう。

道路の渋滞状況をモバイルGoogleマップに表示したいときは、画面右上のレイヤーメニューで[渋滞状況]にチェックを入れればよい。一般道、有料道路の各区間の混雑具合が赤・黄・緑色で表示され、一目で渋滞状況を確認できる。さらに、自動車による経路検索を行った場合、検索結果の予想到着時間は渋滞状況を考慮したものとなっている。

レイヤーメニューで[渋滞状況]にチェックを入れる

各区間の混雑具合が赤・黄・緑色で表示される

経路検索で表示されるポップアップにあるナビのアイコンをタップすれば、カーナビを開始することが可能。ナビの画面でも、渋滞状況のレイヤーを表示できる。なお、携帯電話と同様にタブレットも運転中の使用は厳禁であるため、運転中のアプリの操作は同乗者にしてもらうよう注意していただきたい。

経路検索を行うと、渋滞状況を考慮した予想到着時間が表示される

ナビの画面でも、渋滞状況のレイヤーを表示できる

*  *  *

Androidタブレットで使うTwitterクライアントと地図アプリについて紹介してきた。Honeycomb向けTwitterクライアントの「TweetComb」や「Honeycomb」を使えば、1画面で複数の情報を閲覧でき、Twitterの利用がさらに快適になるに違いない。また、大画面のタブレットでより見やすくなる「モバイルGoogleマップ」では、新機能によって施設の構内図や渋滞状況の確認が可能となっている。

タブレット端末では、iOSを搭載した「iPad」が人気だが、2012年はAndroid搭載のタブレットのラインナップがさらに充実し、タブレットの選択肢として存在感を増すだろう。加えて、Androidの最新OSであるAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)は、スマートフォンとタブレット共通のOSとなるため、Ice Cream Sandwich搭載タブレットの登場やHoneycombからのバージョンアップも待ち遠しい。Androidタブレットをすでに活用している人にも、購入を検討している人にも、2012年は楽しみな一年となるはずだ。

(記事提供:AndroWire編集部)

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