Lightningアドオンを試す

Lightningアドオンは、Thunderbirdの定番ともいえるアドオンだ。カレンダー、そしてスケジュール機能などを持っている。Mozillaによる開発なので、公式アドオンといってもよく、人気の高いアドオンだ。実際に、ThunderbirdとLightningアドオンの親和性は非常に高い。スケジュールなどは、メールで知らされることが多い。メールを読んだら、すかさずカレンダーにスケジュールを書き込むことで、効率的に管理を行うこともできる。では、インストールから始めよう。[ツール]メニューから、アドオンマネージャを起動する。検索ボックスに「Lightning」と入力する。結果のいちばん上に表示された。

図4 「Lightning」の検索結果

バージョン1.1がThunderbird 9に対応する(1.0はThunderbird 8までの対応なので、バージョンをしっかり確認してほしい)。右側の[インストール]をクリックしよう。ダウンロードが行われる。

図5 Lightningアドオンのダウンロード

ダウンロード後、再起動でインストールされる。[今すぐ再起動する]をクリックする。

図6 再起動でインストール

以上で、インストールは完了である。タブの横や下のバーにLightning関連のアイコンが 追加されている。右側のアイコンをクリックし、ToDoタブを表示したのが図7である。

図7 ToDoタブ

[新しいToDoを追加]にToDoを入れていく。備忘録代わりに活用しよう。新しい予定は、右のToDoペインやカレンダーに直接入力する。ToDoペインの上にある[新しい予定]をクリックすると予定作成ダイアログが起動する。

図8 予定作成ダイアログ

入力内容などは、わかりやすいだろう。予定を入力すると、ToDoペインに追加されていく。ToDoペインは非表示にして、カレンダーやToDoリストの表示を広くするといったこともできる。このあたりの構成が、よくできていて使いやすい。

図9 予定の追加

[アラーム]を設定すると、指定した時刻になると、図10のようなメッセージが表示され、予定内容が示される。

図10 アラームの通知

入力した予定をカレンダータブで表示すると、図11のようになる。

図11 カレンダー表示(日単位)

表示方法は、日単位以外にも、週や月単位で表示できる。

図12 週単位で表示

図13 多週単位で表示