業務利用に最高のペン&ハードキー
縦持ちにした場合の本体下部には、ハードキーが搭載されている。並んでいるのは、回転のオン/オフボタン、ブラウザ起動ボタン、リターンボタン、ホームボタンだ。Android3.x系OSでは全ての操作を画面内で行うのがスタンダードなスタイルだが、あえて大きなハードキーが配置されているのは業務利用を見据えたものだろう。
点検業務などでは作業用の手袋などを装着しているケースが多い。静電タッチの液晶では、専用の加工を施した手袋でなければ装着したままでの操作ができないが、大きなハードキーならば軍手や作業用手袋をしたままでも十分に利用できる。
さらに細かい操作を可能にしてくれるのが、付属のデジタイザペンだ。静電タッチとデジタイザを組み合わせる方式はThinkPadシリーズのタブレットノートでも採用されてきた。ペンはしっかりと太さと重さがあるもので、手袋をしたままでもあつかいやすい。細かいタッチも軽々と行える。
素手で利用しているユーザーにとっても、このペンは魅力的だ、どうしても指先でのタッチはおおざっぱな利用方法になる。ブラウザでPC向けサイトを表示している時も、読み取りには十分でもリンクをたどるのに画面を拡大しなければならないということがよくあるが、ペンならばそんな手間も不要だ。