液晶は静電容量方式タッチスクリーンのマルチタッチに対応する。画面サイズは7インチ、解像度は1,024×600ドットだ。画面は光沢タイプで、明るく広視野角、輝度を高めに設定すれば屋外の視認性も申し分ない。ただ、外光の映り込みは激しく、暗い画面を操作してると顕著に感じる。指紋の付きやすさと汚れ具合もかなり目立つ。

縦長でホーム画面を表示。動画を見るとき以外は縦位置で使うことが多くなるだろう

横長でホーム画面を表示。動画を見るときはやはり横画面がいい

本体前面のホームボタンはタッチセンサーだ。触るだけでホーム画面に戻るのはいいのだが、横持ちだとその気がないのに触ってしまうこともしばしば(筆者の持ち方が悪い?)。カメラは前面の200万画素(フォーカス固定)と、背面のLEDフラッシュ付き500万画素(オートフォーカス)の2つだ。

一番右のローテーションキーは画面の回転をロックするボタン。隣にはボリュームキーがあり、左のカバーを開くとmicroSDスロットが現れる

縦持ち時の右サイド上部には画面の回転をロックするローテーションキーと、ボリュームキーがある。右サイド下部はカバー付きのmicroSDスロットだ。対応するメディアはmicroSD/SDHCで最大32GBまで。

センサー類は照度センサー/加速度センサー/ジャイロセンサー、位置情報は電子コンパス/GPSを搭載する。ネットワークはIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 2.1だ。バッテリは2セル/1530mAhのリチャージャブルリチウムイオンポリマーで、公称のバッテリ駆動時間は720pのH.264動画再生時で約4.5時間、Web閲覧で約5時間、スタンバイで約250時間となっている。フルHD動画の再生は、動画によってはコマ落ちすることも多かった。720pまでの動画ならコマ落ちはほとんどない。

上面には電源スイッチとオーディオジャック。電源スイッチは1回押しでスリープ/復帰、長押しで電源のオン/オフだ

下面は左から、リセットホール、スピーカー(左)、HDMI(Type-D)、ドッキングポート、MicroUSB、スピーカー(右)、AC電源ポート。USB充電には対応していない

コンセント部分が脱着式のACアダプタ。コネクタは国と地域に合わせて3種類用意されている

上部には電源ボタンとオーディオジャック、下部にはステレオスピーカー、HDMI(Type-D)出力、ドッキングポート、Micro USB、リセットホールが並ぶ。HDMI入力を持ったテレビや液晶ディスプレイなどへ、A100の画面を手軽に出力できる。なお、ステレオスピーカーが縦長位置で見たときの下面あるため、動画を横持ちで見ると音が右側(左側)に集中することには違和感を感じるが、これは仕方ないところ。ヘッドホンを使えばまったく問題ない。

ドルビーモバイルの音響効果などは柔軟に設定できる

本体のステレオスピーカーは、小さくても良い音だ。ドルビーモバイルを搭載し、高音/ナチュラルバスの調整ができるほか、イコライザーの種類も豊富。ミュージックEQとしてPopやクラッシックなど全13種類、ビデオEQとしてムービーやドラマなど全10種類と、豊富なプリセットが用意されている。