HDDが高騰、なんと「時価」も

HDDの店頭価格が大変なことになっている。タイの大洪水によって生産工場の操業が止まり、品薄から価格が上昇していたのだが、ここにきて急騰。モデルによっては、以前の3倍程度の値段をつけるものも出てきている。

ついには高級寿司屋のような「時価」まで…。怖くて注文できない

ほんの1カ月ほど前まで、3.5インチHDDで売れ筋の2TBモデルは6,000円を割る価格だったが、現在は15,000円以上という急騰ぶり。これでは当然ながら売れ行きもガタ落ちで、ショップもあきらめ顔だ。2TB以外のモデルも軒並み高騰しており、500GBモデルですら1万円前後からという有様だ。

しかし、それでもまだ買えればいい方で、品切れのモデルも増えてきている。この事態は長期化すると見られており、HDD需要が増える年末に向けて、さらに入手が難しくなる恐れがある。必要になることが分かっているなら、早めに確保しておいた方がいいだろう。

その一方で、SSDの売れ行きは好調のようだ。大容量ストレージとして、コスト的にまだHDDの代わりには成り得ないが、「システムディスクをSSDにして、余ったHDDをデータ用に」と提案するショップも。

PC DIY SHOP FreeTは、システムのSSDへの移行を提案していた

高くても買えないよりはマシだ。必要ならばいま買っておけ!

なお、外付けHDDの方が内蔵用HDDよりも安い「逆転現象」はまだ一部モデルで続いているが、これは単に値上がりの時間差があるだけの話で、「次回の入荷ではどうなるか分からない」(某ショップ)のが現状。いずれにしても、事態はすぐに好転しそうにないので、早めに手は打った方が良さそうだ。

ドスパラパーツ館では、日立の2TBモデルが9,980円、3TBモデルが14,800円

高さ3cmの超ロープロCPUクーラー

TITANの「SICURO(DC-155A915Z/RPW)」は、全高3cmしかないというロープロファイル設計が特徴のCPUクーラー。LGA1155/1156のみで、TDPは75Wまでの対応だが、スリムタイプPCなどで使うのには最適だ。ファンの直径は9cmで、回転数は1,000~2,600rpm、ノイズレベルは24.8~33.4dBA。価格はクレバリー1号店で1,780円。

PWMファンを搭載するTITANの「SICURO」。ヒートシンクはアルミ製だ

ヒートシンク部分の厚みは1cmくらいしかない。でも75Wまでは大丈夫

関連リンク

PC DIY SHOP FreeT
http://freet-diy.jp/

ドスパラ
http://www.dospara.co.jp/

クレバリー
http://www.clevery.co.jp/

TWO TOP
http://www.twotop.co.jp/

CUSTOM
http://www.pc-custom.co.jp/