他社製品とのパフォーマンス比較も
最後に登壇したJonney Shih(ジョニー・シー)氏は「ASUS ZENBOOKはパーフェクトな美しさとパフォーマンスを調和・統合した、デジタル新時代にふさわしい製品です」と語り、その特徴を紹介した。
まずデザインに関しては、アルミ板1枚から磨き上げたユニボディーの天面にメタリックスピン仕上げを採用。最薄部3mmの薄さ、約1.1kgの重量(UX31Eは約1.3kg)もポイントとなっている。
機能面では、どのような状況でも約2秒で高速復帰できる「Instant On」機能と、スリープモードで最大約2週間待機できる利便性をアピールした。また、バッテリー残量が5%以下になると自動でSSDへ保存してくれるため、データを失うことなくセキュアに保存できるのも魅力のひとつだ。
シー氏は「Instant Onと似たような機能を搭載した製品もありますが、数時間後には復帰時間が6秒以上まで遅くなるものが大半です。スリープモードについても、業界標準に対して3~4倍の待機時間を実現しました。これらの要となるのが"Super Hybrid Engine II"テクノロジです」とアピールした。
そのほか、リアルタイムにバッテリー駆動時間を表示するツール「Powerwiz」も搭載。これにより、スタンバイ時間やゲームプレイ、インターネットユースなど、さまざまな使用状況に応じた駆動時間予測を提示できるという。
さらにシー氏は、ASUS ZENBOOKのパフォーマンス比較データも公開した。ストレージI/Oでは、シーケンシャルリードが435.9MB/s、シーケンシャルライトが346.2MB/sと、他社の売れ筋製品と比べて約2~4倍の実力を発揮。USB3.0ポートは182.99MB/sで、USB2.0搭載製品と比べて6倍以上のスピードを誇るという。加えて、液晶輝度は450cd/m2(約1.3倍)、ベンチマークソフト「3DMark06」のスコアは4332(約1.3倍)、Windows エクスペリエンス インデックスのスコアは5.5(1.2倍)という、優れた性能をアピールした。もちろん、これらのパフォーマンスを備えながら最薄部3mm、重量約1.1kgの薄型・軽量ボディー、そして長時間駆動も魅力となっている。
Ultrabookという新しいカテゴリで、ユーザーの期待を集めるASUS ZENBOOK。気になる価格と発売日は、UX31E-RY256が12万9800円で11月末、UX31E-RY128が10万9800円で11月3日、UX21E-KX128が9万9800円で11月3日、UX21E-KX064が8万4800円で11月末だ。