ロープロながら強力なCPUクーラー

Thermaltakeの「Flexi」は、ゴツい外見にしては、じつは意外と背が低いトップフロー型CPUクーラー。高さは92mmしかないので、小さめのケースでも強力に冷却することが可能だ。搭載する12cmファンのブレードは、桜扇シリーズでお馴染みの花びら形状を採用。800~1,300rpmの回転数で16dBAという静音性を実現した。価格は5,000円前後。

Thermaltakeの「Flexi」。ヒートパイプは6本搭載し、冷却能力は130W

また「Contac 21」は、重量が425gという軽量設計のサイドフロー型CPUクーラー。低価格モデルながら、直付けヒートパイプを採用しており、デュアルファン化も可能。搭載ファンは9cm径で、回転数は1,000~2,400rpm、ノイズレベルは19.3~30dBAだ。価格は2,700円前後。

こちらは「Contac 21」。ヒートパイプは4本搭載し、冷却能力は140W

VEGASファン採用の200W対応CPUクーラー

Enermaxからは、TDP 200W以上に対応するという強力なトップフロー型CPUクーラー「ETD-T60-VD」「ETD-T60-TB」が発売となっている。両者の違いは搭載ファンの種類だけで、クーラー本体は同じ。価格は、派手なVEGASファンを搭載するETD-T60-VDが7,000円前後、T.B.Silenceファンを搭載するETD-T60-TBが6,000円前後。

Enermaxの「ETD-T60-TB」。12cmファンを搭載している

2本のヒートパイプはこちら側からヒートシンクへ。残り4本は向こう側から

ETD-T60シリーズは、55枚のアルミフィンと6本の銅製ヒートパイプを採用。ヒートシンクの両側からヒートパイプが来ており、CPUからの熱を効率良く逃がせるようになっているのが特徴的だ。また、ヒートパイプの裏側にも空気が当たるように、各フィンに小さな立体加工を施しているのも面白いところだ。

USB3.0とUSB2.0の両方を増設可能

アイネックスの「3.5インチベイ USB3.0/2.0フロントパネル(PF-004)」は、フロントの3.5インチベイにUSB3.0×2ポートとUSB2.0×2ポートを増設できるもの。マザーボードのピンヘッダに直接ケーブルを挿すタイプなので、ケース背面にケーブルを引き出さずに済む。価格は2,000円前後。

USBポートのみを増設するシンプルなフロントパネルだ