昨今ではBlu-rayビデオのタイトルが充実し、ほとんどのメーカー製PCにBlu-rayドライブが搭載されるようになった。そろそろBlu-rayの高画質映像で映画を観てみたいと思っている人も多いことだろう。そこで今回オススメしたいのが、コーレルからリリースされたBlu-ray/DVDプレイヤーソフト「WinDVD Pro 11」だ。
バージョンアップを重ねるごとに使いやすさと機能が向上していく「Win DVD」シリーズ。今回は「WinDVD Pro 11」(価格9,975円)と「WinDVD 11」(価格5,775円)をラインナップし、それぞれパッケージ版とダウンロード版を用意している。
「WinDVD Pro 11」と「WinDVD 11」の大きな違いは、Blu-rayディスクの再生のサポートと、高画質ビデオ形式に対応しているかどうかだ。下記に「WinDVD Pro 11」のみに対応する機能をまとめた。もちろん、「WinDVD 11」にも新機能を数多く搭載しているので、自分の環境に応じて製品を選んでいただきたい。
「WinDVD Pro 11」のシステム要件
・OS:Windows XP / Vista / 7(それぞれ最新SP適用)
・CPU:Intel Core Duo T2400 1.83GHz以上、またはAMD Athlon 64 X2 3800+ 2.0GHz以上
・メモリ:1GB以上
・HDD:250MB以上の空き容量
※Blu-ray 3D再生時の推奨環境は、OSにWindows 7、メモリ1GB以上、グラフィックにNVIDIA GeForce 500/400/300/200以上、またはAMD Radeon HD 6000シリーズ以上
「WinDVD 11」のシステム要件
・OS:Windows XP / Vista / 7(それぞれ最新SP適用)
・CPU:Intel Pentium 4 2.8GHz以上、またはAMD Athlon以上
・メモリ:256MB以上
・HDD:250MB以上の空き容量
「WinDVD Pro 11」のみに搭載されている新機能
・Blu-rayディスクの再生
・Blu-ray 3Dディスク再生
・2D映像の3D再生
・高画質映像AVCREC、BD-R/BD-RE、BD-ROM、BDXLの対応
・Dolby TrueHDおよびDTS HD、Dolby Pro Logic IIxでの再生
「WinDVD Pro 11」のみに搭載された新機能をチェック
「WinDVD Pro 11」の新機能で1番の注目は、Blu-rayディスクの再生をサポートしたこと。Blu-ray 3Dタイトルの再生にも対応し、赤青メガネの「アナグリフ」やNVIDIA 3D Visionでの3D映像を楽しめる。特にアナグリフ形式の対応は魅力的だ。映像はあらくなるものの、高価な3D対応ディスプレイを利用しなくても楽しめるのはアドバンテージ。そのほか、HDMI1.4に対応したPCと3Dテレビを接続することで、本ソフトで再生する映像コンテンツを大画面で視聴できる。
さらにワンクリックで2Dビデオコンテンツを3D映像に変換する「Corel 2D-3Dアルゴリズム」を新搭載。これは人や物といったオブジェクトの動く方向を予想して、モーフィングとプロジェクション(投影)フレームを生成、リアルタイムに3D映像を表示する技術だ。3D深度は「3D設定」画面で映像を再生しながら行える。
そのほか、高画質ビデオ形式に対応しているのも「WinDVD Pro 11」の大きなポイント。AVCRECやAVCHD Lite、BD-R/BD-RE、BD-ROMの再生準拠に加え、BDXLをサポートする。BDXLはBlu-rayディスクの拡張仕様で記憶容量は100GBと128GBを誇る。本ソフトがあれば、Blu-rayディスクはもちろん3D映像や地デジコンテンツ、ハイビジョンホームムービーなど、高画質でクリアな映像で閲覧できるようになる。