AシリーズCPUのローエンドモデル

AMDからは、AシリーズCPUの新モデルとして「A4 3300」が登場、発売が開始された。A4 3400に続くデュアルコアモデルで、AシリーズとしてはローエンドCPUになる。A4 3400からは、CPUクロックが2.7GHz→2.5GHzに低下しているほか、GPUクロックも600MHz→443MHzに抑えられている。TDPは65Wで変わらない。価格は6,000円前後。

デュアルコアの「A4 3300」。今回もDiRT 3のダウンロードクーポンが付属

OPNは「AD3300OJZ22GX」だった

5,000円割れのSocket FM1マザー

GIGABYTEの「GA-A55M-DS2」は、A55チップセットを搭載したマイクロATXマザーボード。価格は5,000円前後と、Socket FM1向けとしては最安レベルだが、低価格ながらオール固体コンデンサを採用。同社独自規格の「Ultra Durable 4 Classic」を採用しており、湿度や静電気への高い耐性を謳っている。前述のA4 3300と合わせ、最安のAシリーズ環境を構築するのもいいかも。

USB3.0は非対応、グラフィックス出力はVGA+DVIのみというシンプルな構成

久しぶりにVIA CPUが登場、しかもデュアルコア

ZOTACの「ZBOX nano VD01」は、VIAのデュアルコアCPU「Nano X2」を初めて搭載したベアボーンPC。AMD E-350を搭載する「AD10」と同様の小型ケース(127×127×45mm)を採用した製品だが、VIA製CPUの採用によって価格を大幅に抑えた。メモリ(DDR3-1066 SO-DIMM)とHDD/SSD(2.5インチSATA)は別売。店頭での価格は18,000円前後だ。

製品は非常に小型。サイズからして、基板はNano-ITXマザーボードだろうか

VIAのデュアルコアCPU「Nano X2」を搭載。待っていたVIAファンも多いだろう

CPUは動作クロック1.2GHzのU4025(18W)、チップセットはVX900Hを搭載。グラフィックスはチップセット内蔵のChrome9が利用できる。小型ながら、USB3.0×2ポート、eSATA、HDMI、DisplayPort、メモリカードリーダーとインタフェースは充実。しかも無線LANやBluetoothまで搭載しており、コストパフォーマンスは高い。

ケースの背面にはインタフェースがびっしり