東芝のPCといえば、「dynabook」ブランドのノートPCという印象が強くある。しかしこれまでもAV強化モデルとして「dynabook Qosmio」があり、このブランドから液晶一体型のオールインワンPCもリリースしていた。そして今回新たに「REGZA PC」というブランドが誕生し、「Qosmio」はAVノートPCで「REGZA PC」は液晶一体型オールインワンPCはっきり分けられたわけだ。今回はその「REGZA PC」のシリーズの中から、23型ワイド液晶搭載モデルの中でも最上位となる「D731/T9D」を試用した。
試用機のボディカラーはリュクスホワイト。他にプレシャスブラックとシャイニーレッドが用意されている。角がぴしりと立ったシャープなデザインで、特にプレシャスブラックはテレビに近い印象だ。
本体の左右側面にインターフェース類が並べられているが、背面に近い部分の1段内側に入った位置に配置されているため、のぞき込むようにしないと目に入らない。また、電源ボタンも右下に小さく設けられており、全体的にボタンやインターフェースといったPCらしい部分が目立たないデザインだ。
ディスプレイはグレアタイプで、映像を鮮やかに表示する。グレアディスプレイの中には反射やギラつきが目立って見づらいものもあるが、東芝のグレアディスプレイはかなり見やすい。美しさと見やすさが兼ね備えられたディスプレイは、ユーザーにとってうれしいものだ。