ロープロ+大型ファンの2代目

サイズの「Big Shuriken 2(大手裏剣2)」は、ロープロファイルながら12cmファンを搭載したCPUクーラーの2代目。初代モデルからの主な変更点は、ヒートパイプが4本から5本に増えたこと、取り付け方法がプッシュピンからバックプレート方式になったこと、回転数のレンジ(500~2,000rpm)が広がったことなど。価格は4,000円前後だ。

ヒートパイプは4本から5本に。高さは58mmを維持している

ベースプレート上のヒートシンクは廃止されてすっきりした

Thermalrightのエントリーモデル

Thermalrightからは、CPUクーラーの新モデルとして、「HR-02 Macho(マッチョ)」と「TR true spirit」の2種類が登場、どちらもThermalrightの製品としては比較的安価なのが特徴だ。

「HR-02 Macho」のベースとなっているのは、ほぼ1年前に発売された大型ファンレスクーラー「HR-02」。新モデルはこれに14cmファン「TY-140」を付属して、コスト削減のためにメッキ処理を省略した。HR-02の初登場時の価格は9,000円前後だったが、Machoは5,000円前後と、かなり購入しやすくなった。

大型のサイドフロー型CPUクーラー「HR-02 Macho」。AMD CPUにも対応した

ヒートパイプは6本使われている。ファン回転数は900~1,300rpm

一方「TR true spirit」は、サイドフロー型クーラー「true spirit」をベースに、Intel/AMD両対応にしたもの。取り付け方式は、プッシュピンからバックプレート方式へと変更になっている。価格は4,000円前後。

こちらは「TR true spirit」。見た目は従来モデルとほぼ変わらない

いざという時にあれば便利

Thermaltakeの「Dr.Power II」は、ATX電源を簡単にチェックできるツール。電源に問題があるときの現象は様々で、システム不調の原因が電源にあると気が付きにくいが、これがあれば原因の切り分けに便利だ。価格も3,300円前後とお手頃。

2.5インチ大型液晶画面を搭載。異常時には音と色で警告することができる

製品の上と下に電源コネクタを接続する。PCI Expressの8ピンにも対応