手の平サイズのチョコレート菓子が年間1億2,000万個以上を売り上げている。そのお菓子の名前は「ブラックサンダー」。前回は、ブラックサンダー不遇の時代から大ヒットに至るまでの経緯を解説した。今回は、関連商品も続々と発売され増殖中の"ブラックサンダーファミリー"を紹介しよう。
「ブラックサンダー」
1994年発売。ブラックサンダー伝説(!?)はここから始まった。価格は31円。2010年の販売数は1億2,000万食以上となり、国民一人当たり1個食べている計算になる。
「ブラックサンダーミニバー」
2005年発売。298円。2010年の販売数は約150万袋。ファミリー層にも浸透させるため、ミニサイズのブラックサンダーがたくさん入った大袋タイプを発売した。
「ビッグサンダー」
2006年発売。50円。2010年の販売数は約1,400万個。ブラックサンダーの食べ応え満点バージョンとして誕生した。
「ちびサンダー ホワイトチョコ味」
2009年発売。20円。2010年の販売数は約750万個。札幌工場で生産するために開発された。過去には他のフレーバーもあったという。
ちびサンダー ホワイトチョコ味 |
「モーニングサンダー」
2010年発売。30円。九州・北海道地区限定商品。2010年の販売数は約100万個。朝食を会社のデスクで食べる若者向けに開発された。ピーナッツ入り。
「Dear Girlサンダー」
2010年発売。30円。塩チョコを使ったさっぱり風味。文化放送のラジオ番組『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』とコラボレーションした商品。リスナーにアニメファンが多いため、アニメイト、文化放送のアニメとゲーム関連番組の通販サイト「超! A&Gショップ」でも扱った。販売期間・数量限定。現在までの販売数は約340万個。