オペレーションは全てフロントから行うことができる。まずトナーの交換だが、フロントパネルを開いた内側の、小さなフタを開くと横倒しで挿入されている。持ち手をつまみ、ガイドに従って軽く回転させるとロックが外れて挿抜できる仕組みだ。
給紙トレイは、フロントカバーを兼ねている。開いたカバーがそのまま紙を置く場所になっており、奥行きと左右幅の押さえを調整するだけで給紙の準備が整う。後は紙を置いて、カバーをかぶせるだけだ。用紙カバーは用紙の上に異物やホコリが乗るのを防ぐための簡単なもので、半透明のコの字型パーツを上から置くだけの簡単な作りになっている。
対応用紙サイズはA4~A5、封筒、ハガキなど。全サイズを同じトレイから給紙できる。往復はがきやラベル紙の利用も可能だ。簡素な給紙トレイに見えるが、A4サイズの普通紙は150枚セットできる。
排紙は本体上部から行われる。上部の半透明カバーが2段階に開き、用紙が支えられる。背面を開くのは紙詰まり等のトラブル対応時のみだから、普段はかなり壁に近く設置しておいても大丈夫だ。電源スイッチ、USBポート、電源コネクタは右後ろに集中しており、左側面は吸排気口も存在しないから、左側を壁につけて置くのが理想的だ。