テレビやBDレコーダーなどの赤外線リモコンとして利用できる

alimoには、「alimo」モードと「Android」モードという2つのモードが用意されている。標準がalimoモードで、alimoのメイン機能であるSkypeやGadget、Remoteなどのアイコンが並び、ワンタッチで起動できる。Remoteは赤外線送信機能を備えるalimoならではのアプリで、alimoをテレビやBDレコーダー、STBなどの機器のリモコンとして利用できる。いわゆる学習リモコンではなく、あらかじめ各社のリモコンコードが登録されているので、メーカー名を選ぶだけでよい。

alimoモードのUI。SkypeやGadget、Remoteなどのアイコンが並んでおり、alimoのメイン機能をワンタッチで起動できる

画面下の矢印を上にフリックすると、Androidモードへの切り替えボタンが現れる

AndroidモードのUI。アイコンがなくなり、シンプルな画面だ

赤外線リモコンアプリの画面。ボタンが大きくタッチしやすい

対応メーカーは多く、テレビは14社、BD/DVDプレーヤーは20社のリモコンコードが登録されている。赤外線リモコン機能を使うときには、本体を寝かせて持ち、赤外線リモコン信号送信部を機器に向けて操作する。複数の機器のリモコンを1台にまとめられるのは便利だ。ただし、BDレコーダーで録画番組一覧を表示させるボタンがないなど、すべての機能を利用できるわけではないので注意したい。

赤外線リモコン機能を利用する際は、このように操作ボタンが右側にくるようにして持つ

赤外線リモコンアプリの設定。まず、機器のジャンルを選択し(写真左)、続いてメーカーを選択(写真右)

Skype搭載で留守宅の様子を外部から見守ることも可能

Skypeアプリが標準搭載され、Skypeを使った音声通話やビデオ通話がすぐに可能なことも、alimoの便利なところの1つ。Skypeでビデオ通話を行う場合は、本体を立てて置くと便利だ。

また、Skypeを利用した独自の「見守り機能」にも注目しておきたい。あらかじめalimoでSkypeを起動して見守りモードにしておけば、外出先のPCやスマートフォンなどから、alimoのSkypeにビデオ通話をかけることで、留守宅の様子を監視できる。例えば、ペットの様子を見たいときなどに嬉しい機能だ。

Skypeアプリを標準で搭載

Skypeでビデオ通話を行っているところ。右上のボタンをタップすると、背面カメラと前面カメラの切り替えが可能

ビデオ通話を開始してしばらくすると、全画面表示になる

見守り機能を有効にすると、alimo側の画面はこのような表示になる

PCからalimoにアクセスして、見守り機能を利用中の画面