初のLlano向けMini-ITXマザーボード

ASRockの「A75M-ITX」は、Socket FM1をサポートするMini-ITXマザーボード。6月末に発売が開始された「Llano」ことAMD AシリーズのCPUであるが、Mini-ITXマザーボードの登場はこれが初めて。価格も9,000円前後と安く、注目を集めそうだ。

ASRockの「A75M-ITX」。初のLlano向けMini-ITXマザーとして注目だ

製品は比較的スタンダードな構成。安価ながら固体コンデンサ採用で安心だ

拡張スロットはPCI Express x16が1つ。基板上にSATA3.0を4ポート(RAID 0/1/10サポート)、バックパネルにはUSB3.0を4ポート備える。グラフィックス出力はVGAとHDMIの2端子だけで、DVIはない。安価なモデルながら、日本製の固体コンデンサを100%採用しているのもポイントだ。

Z68+NF200搭載ながら3万円割れ

ASRockからは、Z68チップセット搭載マザーボードの上位モデルとして「Z68 Extreme7 Gen3」も発売となっている。特徴は、nForce 200チップを搭載し、x16/x16のフル帯域によるSLI/CrossFireが可能であること。nForce 200搭載モデルは他社からも発売されていたが、30,000円前後という価格はその中ではかなり安価だ。

ASRockの「Z68 Extreme7 Gen3」。フロントのUSB3.0パネルも付属する

黒い基板に金色のコンデンサというデザインもいい感じ

あのスナイパーがSandy Bridge対応に

GIGABYTEのゲーマー向けブランド「G1-Killer」シリーズから、初のZ68チップセット搭載モデルとなる「G1.Sniper2」が登場。従来の3モデルは全てX58搭載モデルだったが、これでSandy Bridge世代のCPUも利用できるようになった。価格は33,000円前後。

GIGABYTEの「G1.Sniper2」。ゲーマー向けに特化したマザーボードだ

とにかくスペックは豪華。マザーボードのデザインは従来と同様

Creative製のSoundblasterオーディオチップ、BigfootNetworks製のKiller E2100ネットワークチップなど、快適なゲーム環境を実現するための機能を従来通り搭載。新モデルではさらに、LucidLogixのVirtuやIntelのSmart Response Technologyなどの新技術にも対応した。