16時からは、会場内にて辻本プロデューサーとファンによるタイムアタックイベントが開催された。
このイベントは、この日集まったファンの中から選ばれた2名が辻本プロデューサーとコンビを組んで訓練所のタイムアタックに挑戦するという企画で、開催場所はゲーム中に登場する「集会浴場」の雰囲気を忠実に再現した「リアル集会所」である。
なお、巨大スクリーンに映し出された画面は、8月25日に発売される『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』のもので、その画質の良さには客席からも感嘆の声が上がっていたほどだった。
今回の討伐対象となったのは、ウルクススとベリオロス亜種。ウルクスス戦では、シリーズ初期からプレイしているというベテランハンターの男性ユーザーと組んだ辻本プロデューサーだったが、慣れない太刀を使うはめになったことでマップ内を逃げ回り、攻撃を喰らって吹き飛ばされるたびに会場からは笑いが沸き起こっていた。
続いてのベリオロス亜種戦では、まだベリオロス亜種と戦ったことがないという女性が選ばれた。と、ここで辻本プロデューサーは予想外の行動に。なんと会場にいた一瀬ディレクターを指名し「僕の代わりに彼がやります」と自らは解説に回ったのだ。
戸惑いながらも登壇した一瀬ディレクターは、女性ユーザーと共にベリオロス亜種に挑み、二人で二死しながらも何とか討伐。緊迫あふれる戦いに、集まった観客からは何度も歓声が上がっていた。
迫力ある等身大リオレウス希少種に、ユクモ村を模したリアル集会所の再現度の高さ、さらには限定コラボグッズの数々に、豪華賞品がもらえるタイムアタック大会――「モンスターハンター・ザ・リアル」は、カプコンとUSJの"本気ぶり"が伺える、この夏イチオシのイベントである。