KDDIから登場したWindows Phone 7.5搭載スマートフォン「Windows Phone IS12T」。OSにWindows Phone 7.5を搭載した端末の正式発表は、世界でも「初めて」(日本マイクロソフト樋口泰行社長)だという。OS自体もRTM(製造工程向けリリース)になったばかりであり、9月以降の発売に向けて最後の開発が行われる予定。開発コード名「Mango」を搭載した国内初のスマートフォンが登場する。
国内初のWindows Phone 7スマートフォン、世界初のMango搭載スマートフォン「IS12T」を持つ(写真左から)富士通東芝モバイルコミュニケーションズの大谷信雄社長、KDDI・田中孝司社長、日本マイクロソフト・樋口泰行社長 |
日本人になじむ防水防塵対応のWindows Phone 7.5スマートフォン
IS12Tは、富士通と東芝の携帯部門を統合した富士通東芝モバイルコミュニケーションズのスマートフォンで、同社の大谷信雄社長によれば、「両社の技術陣が、初めてかなり一緒になって作った商品」という。
本体は約59(W)×118(H)×10.6~13.3(D)mm、約113gで、特に横幅は日本人の手にもなじむサイズで片手操作がしやすく、「非常に扱いやすいサイズと重さを実現した」(大谷社長)という。
本体カラーは「欧州のステーショナリーをイメージした」(同)というシトラス、マゼンタ、ブラックの3色で、従来のスマートフォンに比べて「新しさをアピールできる新鮮な色」(同)を採用した。あえて金属部分をあまり使わず、カジュアルで細部にこだわったほか、コンパクトで軽量ながら、IPX5/IPX8相当の防水、IP5X相当の防塵性能を備える点も大きな特徴だ。