あの水冷クーラーが次世代ソケットに対応

Corsairからは、メンテナンスフリーの水冷CPUクーラー新モデルとして「CWCH80」が登場。デュアルファンを搭載する「CWCH70」の後継モデルとなっており、ラジエータは同様ながら、CPUヘッドが一新されている。価格は13,000円前後。

Corsairの新型水冷CPUクーラー「CWCH80」。PC DIY SHOP FreeTでは動作デモを実施中

CPUヘッドが角形に。中央のボタンでファン回転数を設定できる

ポンプ内蔵のCPUヘッドとラジエータが予め接続されており、冷却水の充填が不要というスタイルは従来と同じ。蒸発がほとんどない低透過率カスタムプラスチックチューブを採用しているため、冷却水の補充も不要で空冷クーラーと同じような感覚で使うことができる。チューブ長も22.5cmから30cmに延長されており、取り回しが楽になった。

CPUヘッドは丸形から角形に変更。内蔵ポンプが強化されたほか、ラジエータのファン回転数を変更できるボタンが付いた(1,300/2,000/2,600rpmの3段階切り替え)。新型CPUヘッドの採用に伴い、Intelの次世代ソケット「LGA2011」のサポートも追加された。保証期間が2年間から5年間へと長くなったのもポイントの1つだろう。

PC DIY SHOP FreeTでは、旧モデル「CWCH70」を9,980円に値下げして販売中

Koolanceのラジエータ新モデル

Koolanceの「HX-CU1320VS」は、12cmファンを4連装できるラジエータ。フィンは銅製で、1,300Wもの放熱能力がある。4連ファン向けのラジエータとしては、すでに「HX-CU1320V」というモデルもあるが、違いはフィン密度。「VS」は20FPI(1インチあたり20枚)で中低速ファン向け、「V」は30FPIで高速ファン向けとなる。CUSTOMでの価格は10,980円。

Koolanceのラジエータ「HX-CU1320VS」。4連ファンで強力に放熱できる