モバイル版Sandy Bridgeでさらに省電力

モバイル向けのSandy Bridgeに対応したMini-ITXマザーボード「X9SCV-Q」がSupermicroから登場、PC DIY SHOP FreeTにて販売が開始されている。価格は24,800円。

モバイル向けのSandy Bridgeが利用できる「X9SCV-Q」。デスクトップ向けとはソケットが違う

CPU内蔵のグラフィックス機能が利用できる。バックパネルにはデュアルHDMIなどを備える

IntelのQM67チップセットを搭載しており、ソケットはSocket G2。低消費電力のモバイル向けCore i7/i5/i3が使えるのが魅力だ。メモリスロットはDDR3-1333のSO-DIMMが2つ、拡張スロットはPCI Express x16が1つ用意されている。バックパネルI/Oは、VGA、HDMI×2、GbE×2、USB2.0×6など。USB3.0はサポートしない。

このマザーボードで利用できるCPUとして、当然ながらモバイル向けのCore i7/i5/i3が必要となるが、同ショップでは「i7-2720QM」(4コア/2.2GHz/45W)と「i5-2520M」(2コア/2.5GHz/35W)の2種類を用意している。こちらの価格は、それぞれ34,480円と20,480円。ただし、利用できるCPUクーラーの取り扱いがないので、購入時にはショップで状況を確認して欲しい。

モバイル向けの「i7-2720QM」と「i5-2520M」。デスクトップ向けに比べると多少割高だが、何よりも省電力

ヒートスプレッダがないのでコアが丸見え。sSpecはそれぞれ「SR014」と「SR048」だった

ゴールドコンデンサ採用の990FXマザー

ASRockからは、Socket AM3+向けの「990FX Extreme4」が発売となっている。チップセットにAMD 990FX+SB950を搭載するハイエンドモデル。拡張スロットの構成は、PCI Express x16が3つ、x1が2つ、PCIが2つで、CrossFireX/SLIを両サポートする。基板には2.5倍の寿命があるという金色のコンデンサ(日本製)も採用した。価格は15,500円~21,500円前後。

ASRockのSocket AM3+向けATXマザーボード「990FX Extreme4」

固体コンデンサは良く見ると金色。耐久性が高いとか