レノボ・ジャパンは7月7~10日、ベルサール秋葉原にてタッチ&トライ イベント「DO. WITH LENOVO あなたのレノボ、見つけよう!」を開催した。ThinkPadやIdeaPadなど同社の新製品が展示され、来場者が自由に触れて体験できるコーナーなどを用意。フラッグシップモデルのThinkPad X1が当たるじゃんけん大会やIdeaPadが当たるアンケートなども開催され、行き交う人の注目を集めていた。

タッチ&トライとしての展示は、ThinkPadやIdeaPad等のノートブックはもちろん、ThinkCenterやIdeaCenter等のデスクトップ、オールインワンPCなど。とくに発表間もないThinkPad X1や同X121eなどは来場者の注目を集めていた。各展示機の横には、その製品の担当者がスタッフとして常駐。例えばX1の特徴としてゴリラガラスの強度については「マイナスドライバーを突き立てても大丈夫」「曲げにも強く、液晶面の端を持って持ち上げてもたわむだけで割れることはない」など、するどい質問にも答えていた。

IdeaPad Z570。定番カラーのほか追加の新色コーラルブルーも展示

IdeaPad Y570。SSDとHDDを組み合わせた「Lenovo RapidDrive SSD Technology」で高速起動と大容量を両立

タッチ&トライスペースの展示PCはタッチ自由。来場者は思いのまま入力の感触やレスポンスなどを試していた。写真はThinkPad X1

ThinkPad X1の液晶の端を持って持ち上げてみせた担当者。普通のノートPCではちょっとハラハラすすシーンだが、たわみはすれど液晶が割れることは無く、見たところ表示がおかしくもなっていない

まもなく発売予定のThinkPad X121e。参考出展シール付きだがちゃんと動作するモデル

ThinkPad X121eの天板側。11インチ台のサイズはもちろん比較的スリムで持ち運び用途に向いている

デスクトップPCやワークステーションモデルは内部を開けた状態で展示。自作PCユーザーの多い秋葉原としては、内部にどれだけの拡張スペースがあり、どのパーツが増強・交換できるのかなど、質問をするお客さんもみられた。さらにX1は、スケルトンモデルや完全に分解した状態なども展示。担当者によれば、「まだ保守マニュアルもドラフト状態の段階でも45分ほどで完全分解できた」とか。

ThinkCenter M91 Eco Ultra SmallなどデスクトップPCはカバーを開いた状態で展示。内部スペースや冷却機構などがよくわかる

自作ユーザーには普段なかなかお目にかかれない同社のワークステーション、サーバ製品も内部があらわな状態

ThinkPad X1のスケルトンモデル。内部のレイアウトがスケスケ

こちらは分解状態。mini PCIeスロットの場所やサイズ、HDDのサイズや厚みなどもまるわかり

また、普段店頭ではあまり目にする機会の少ないThinkPad用周辺機器なども展示されていた。ThinkPadと言えば、ドックや様々な用途に合わせたACアダプタなどオプションが豊富だが、そのほとんどは直販や限られた店舗でしか取扱が無く、実物を目にする機会はあまり無い。今回のイベントでは、よく知られるベイアダプタ(光学ドライブベイにHDDを搭載できるもの)やキーボード、マウスなどに加え、液晶アームやディスプレイ、ドック(T420に装着中)なども展示されていた。

自宅とモバイルを行き来する方に便利なドック「ThinkPad ミニ・ドック・プラス・シリーズ3」。シリーズ3の3つあるドックのうちミニ・ドック・プラスはディスプレイ出力を充実させたマルチモニタ向けモデル

キーボードやマウス、USBハブ機能付きACアダプタ、液晶モニタ、そしてモニタアーム等のオプションも展示

自宅のコンセントはもちろん、自動車の飛行機内のシガーソケットでも利用できる「Lenovo 90W ウルトラスリム AC/DC コンボ・アダプター」など