またモデムやWi-Fiルーターの新しい使い方のコンセプトを製品化したものも展示されていた。E368はカード型のHSPAモデムで、ポップアップ式のUSB端子を備えておりノートPCなどに接続して利用できる。さらに本体にはNFCを内蔵しており、ICカードとしても機能する。今年中には発売される予定とのこと。そしてゲーム機型の端末はWi-Fiルーターを内蔵した複合デバイス。OSはAndroidやLinuxが予定されており、来年には発売したいとのことである。
イー・モバイル向けX3などスマートフォンも最新機種を展示
そして同社ブースで最も多くの製品が展示されていたのがAndroidスマートフォンのコーナーである。日本でも発売されているPocket Wi-Fi Sなどエントリー向けのスマートフォンだけではなく、大画面、高速通信速度に対応した製品が多数展示されていた。イー・モバイルからPocket Wi-Fi S2 (S41HW)として発売予定のIDEOS X3も展示。デュアルSIMカード対応機や高速CPU搭載モデルなどバリエーション豊かなラインナップをアピールしていた。
なおHuaweiはスマートフォンの拡販に力を入れており、展示ブースでも来訪者に対してほぼマンツーマンで担当者が各端末を細かく説明していた。日本にも製品を出していることから日本の状況についてもしっかりとした知識を持っており、販売方式や通信方式などを踏まえた上での製品説明がされていたのが印象的であった。