バンダイナムコグループは、『機動戦士ガンダムAGE』放映にあわせ、各種商品・サービスの展開をスタート。バンダイでは、"プラモデルと玩具の連動"という新たな取組みを中心に、デジタルカードゲーム、玩具菓子、カプセル玩具、アパレル、生活関連用品など幅広いカテゴリーでの商品展開を予定している。

バンダイ

ガンダムシリーズでは初となるプラモデルと玩具の完全連動を実現。「ゲイジングチップ」と呼ばれるICチップを共通パーツとして搭載し、店頭に設置予定の無料ゲーム機『ゲイジングバトルベース』をはじめ、複数のアイテムで連動して遊ぶことが可能。

「AG(アドバンスドグレード)」というプラモデルの新ブランドを立ち上げ、「AG 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル / タイタス / スパロー」といった劇中に登場するMSを1/144スケール(全高約125mm)でプラモデル化。大きめのパーツで直感的に組み立てることができ、また、工具・接着剤などの道具や塗装は一切不要という、プラモデル初心者でも簡単に組み立てることができるプラキットを発売する。パーツに「ゲイジングチップ」1枚が付属し、『ゲイジングバトルベース』や、別売りの玩具「ゲイジング ハロ」でゲイジング(スキャン)するとバトルシミュレーションゲームが楽しめるようになっている。発売は「AG 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル」(2011年10月発売予定)、「AG 1/144 ガンダムAGE-1 タイタス」(2011年11月発売予定)、「AG 1/144 ガンダムAGE-1 スパロー」(2011年12月発売予定)と10月より順次行われる予定で、価格は各630円。

発表会に展示された「AG」シリーズ

「GB(ゲイジングビルダー) 1/100 ガンダムAGE-1 ノーマル」は、劇中に登場するMSを1/100サイズ(全高約190mm)で再現した彩色・組立て済みフィギュア。全身15カ所が可動し、肩・胴体などに「ゲイジングチップ」計4枚を搭載。ガンプラ「AGシリーズ」同様、店頭設置の『ゲイジングバトルベース』や、別売りの玩具「ゲイジング ハロ」と連動して遊ぶことができる。また、今回のガンダムの特徴である手・脚の換装システムも再現。2011年10月発売予定の別売りの強化パーツ「Gウェア」各種(価格各1,260円~)や、今後発売されるGB(ゲイジングビルダー)シリーズの手・脚のパーツを組み換えることで、劇中のMSの換装再現はもちろん、オリジナルのMSをカスタマイズして作ることも可能。2011年10月発売予定で、価格は2,940円。

彩色・組立て済みフィギュア「GB」シリーズ

「ガンダム専用起動装置 エイジデバイス」は、主人公アスノ家に伝わるガンダムを起動するキーアイテムを商品化したもので、なりきりアイテムとして劇中登場キャラクターのボイスや効果音を収録。さらに7つのパイロットシミュレーションゲームが楽しめる。また、「ゲイジング ハロ」や店頭設置の『ゲイジングバトルベース』で得た経験値を蓄積することで、劇中の主人公のようにレベルアップしていくことが可能となっている。2011年10月発売予定で、価格は2,415円。

「ゲイジング ハロ」は、主人公のパートナーロボット「ハロ」をモチーフにした玩具。「ゲイジングチップ」が内蔵されたガンプラやフィギュアをゲイジング(スキャン)すると、液晶画面に自分のMSが登場。店頭設置の『ゲイジングバトルベース』と同様のバトルシミュレーションゲームが自宅で楽しめる。また、「ゲイジング ハロ」で蓄積した戦績を「エイジデバイス」に記録すれば「エイジデバイス」のレベルアップも可能。2011年10月発売予定で、価格は5,985円。

「ガンダム専用起動装置 エイジデバイス」と「ゲイジング ハロ」

『ゲイジングバトルベース』は「ゲイジングチップ」が搭載されたガンプラ、フィギュアをゲイジング(スキャン)すると、自分のMSがそのままゲーム画面に現れ、バトルシミュレーションゲームが楽しめる店頭無料ゲーム機器。2011年10月から稼働予定で、プレイは無料。ガンプラ(AGシリーズ)の場合、機体を1~3体までゲイジングすることができ、小隊を組んで敵と戦う。フィギュア(GBシリーズ)の場合は、手・脚のパーツ換装により1体のMSの強さをカスタマイズ可能で、小隊や換装パーツの種類、組み合わせを工夫すると強さが変化する仕掛けも搭載。

また、『ゲイジングバトルベース』での戦績を「エイジデバイス」に記録すれば、「エイジデバイス」のレベルアップが可能。さらに、レベルアップした「エイジデバイス」を『ゲイジングバトルベース』や「ゲイジング ハロ」に再び接続すると、戦いを有利に進めることができる。設置は、全国の玩具店、百貨店・量販店の玩具売場、模型店などが予定されている。

店頭無料ゲーム機『ゲイジングバトルベース』

「エイジデバイス」と接続可能

フィギュアをゲイジング(スキャン)すると、自分のMSがそのままゲーム画面に現れゲームが楽しめる

「HG(ハイグレード) 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル」は、劇中で主人公が搭乗するガンダムを1/144スケールのガンプラで商品化したもの。「いろプラ」(多色成形技術)により、組み立てるだけでガンダムのカラーリングが再現可能で、全身41カ所が可動し、劇中のポーズを忠実に再現することができる。HGシリーズは他のMSも順次商品化を行うほか、MG(マスターグレード)シリーズ、メガサイズシリーズなどでも続々商品化する予定としている。

写真左・中央が「HG 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル」、右が「メガサイズ ガンダムAGE-1 ノーマル」

デジタルカードゲーム『ガンダムトライエイジ』は、フラットパネルリーダー搭載の新型カード筐体。好きなMSやパイロットのカードをフラットパネルに配置すると、そのMSとパイロットがモニター上に瞬時に登場し、攻撃したい場所にカードを動かしてバトルを楽しむ(1プレイ100円)。第0弾が7月下旬稼働予定で、10月上旬稼働予定の1弾は『機動戦士ガンダムAGE』が中心のラインナップで登場。主な設置場所は、全国の玩具店、量販店の玩具売場、およびアミューズメント施設などを予定している。

『ガンダムトライエイジ』

第0弾の登場MSとキャラクターカード

バンダイナムコゲームス

今後発売予定の『SDガンダム GGENERATION(ジージェネレーション)』(発売時期・対応ハード未定)に、『機動戦士ガンダムAGE』が参戦決定。加えて、レベルファイブに開発を委託した『機動戦士ガンダムAGE』のロールプレイングゲーム『機動戦士ガンダムAGE RPG(仮称)』(発売時期・対応ハード未定)の製作・発売を予定している。

バンダイナムコゲームス代表取締役副社長の鵜之澤 伸氏より、『SDガンダム GGENERATION』に『機動戦士ガンダムAGE』が参戦すると発表された

あわせて、バンダイナムコゲームスとレベルファイブがタッグを組むロールプレイングゲーム『機動戦士ガンダムAGE RPG(仮称)』も発表

発表会終了後には、関係者一同がガンダムAGE-1を挟んでのフォトセッションが行われた

(C)創通・サンライズ・毎日放送
(C)創通・サンライズ