銅製の"Golden Edition"がまた登場

MSIの「N570GTX Twin Frozr II GE OC」は、同社オリジナルのVGAクーラー「Twin Frozr II」を搭載したGeForce GTX 570グラフィックスカード。VGAクーラーは全銅バージョンの"Golden Edition"となっているため、通常のTwin Frozr IIモデルよりも冷却性能が高い。コアクロックは750MHzから770MHzへ若干向上した。価格は37,000円~38,000円前後。

どこからどう見ても銅の色だが、なぜか"Golden Edition"なVGAクーラー

パッケージはハデハデ。通常モデルとの価格差は3,000円程度と意外と小さい

また「N560GTX-Ti Hawk」は、最新のVGAクーラー「Twin Frozr III」を搭載したGeForce GTX 560 Tiカードだ。「II」に比べると冷却性能は向上しており、コアクロックは880MHzから950MHzへと高速化されている。価格は27,000円~28,000円前後。

「Twin Frozr III」は「II」に比べ、ファンが大型化している

この「プロペラブレード」によって、エアフローが20%向上するという

GeForce GT 440のファンレスカード

ASUSから発売の「ENGT440 DC SL/DI/1GD3」は、ファンレス版のGeForce GT 440グラフィックスカード。サイズは2スロット厚で、基板の全面を覆うような大きなヒートシンクが搭載されている。ファンレスではあるが、810MHzというコアクロックは通常モデルと同じ。価格は10,000円前後。

ファンレスのGeForce GT 440カード「ENGT440 DC SL/DI/1GD3」

VGAクーラーはヒートパイプ直付けタイプ

また「ENGTX560 DCII TOP/2DI/1GD5」は、GeForce GTX 560搭載モデルの高速版となる。VGAクーラーは同社オリジナルの「DirectCU II」を搭載。コアクロックは925MHzと、すでに発売済みの「ENGTX560 DCII OC/2DI/1GD5」の850MHzからさらに高速化されているが、価格はなぜか両モデルとも24,000円前後で変わらず。

左の「ENGTX560 DCII TOP/2DI/1GD5」の方が高速だが、価格はなぜか同じ