早くもZ68に新ラインナップ

GIGABYTEの「Z68P」は、Z68チップセットを搭載するマザーボードの新シリーズ。最初のシリーズが発売されてからまだ1カ月しか経っていないが、早くも新しいラインナップが登場したことになる。新シリーズは6モデルで、全てATXフォームファクタ。UD5以下なので、従来のハイエンド「GA-Z68X-UD7-B3」は残るだろうが、それとマイクロATXのモデル以外は、ラインナップは新シリーズに移行しそうだ。

GIGABYTEの「Z68P」シリーズが発売。モデル名に「P」が付いている

従来の同社の上位モデルにはなぜかグラフィックス出力端子が搭載されていなかったが、Z68Pシリーズは全モデルでHDMIポートを備えた。またmSATAコネクタを搭載したモデルも3種類用意、SSDと「Smart Response Technology」を組み合わせることで、HDDのアクセス速度を向上することが可能だ。基板上に20GB SSDを載せたモデル「GA-Z68XP-UD3-iSSD」も用意されている。

今回、店頭で入荷が確認できたのは、「GA-Z68XP-UD4」と「GA-Z68XP-UD3」の2モデル。GA-Z68XP-UD3はmSATAコネクタ搭載モデルだ。価格はそれぞれ、25,000円前後、18,000円前後。

「GA-Z68XP-UD4」。HDMIが追加された以外は従来と全く同じ

「GA-Z68XP-UD3」。基板中央にmSATAコネクタが見える

安価でも高機能な小型マザー

J&Wの「MINIX E350-GT」は、AMDのFusion APU「E-350」を搭載したマイクロATXマザーボード。Mini-ITXではないが、PCI Express x16/x1とPCIという合計3スロットが利用できるのはメリットだ。グラフィックス出力端子はVGA/DVI/HDMIの3種類。ヒートシンクには小型ファンが搭載されている。価格は10,000円前後だ。

J&Wの「MINIX E350-GT」はFusionマザーとしては珍しいマイクロATX

3種類の拡張スロットが利用できる

また「MINIX H61M-USB3」は、H61チップセットを搭載する安価なMini-ITXマザーボード。グラフィックス出力端子はこちらもVGA/DVI/HDMIの3種類で、USB 3.0×2ポートとデュアルギガビットLAN(Broadcom 57788×2)も備えている。これで8,000円前後というのはお買い得だろう。

J&Wの「MINIX H61M-USB3」は低価格ながら高機能なMini-ITXマザーボード

バックパネルにはデュアルLANにUSB 3.0×2ポートなどを備える