Bingバーの機能機能を確認する

まずは図07をご覧頂こう。こちらはBingバーの各機能を図解説明したものだが、検索サイトであるBingの機能だけでなくGmail(メール表示)やFacebookのニュースフィードや"いいね!"にアクセスする機能が用意されている。これらの機能を順番に見ていこう(図07)。

図07 Bingバーの主な機能

最初の<地図検索>ボタンは、Bingマップ(旧Live Search Maps)を用いた地図検索を行う機能。ボタンをクリックするとミニウィンドウが開くので、テキストボックスに任意の住所を入力すると地図上にピンが表示されるという仕組みだ。検索後に現れるポップアップのリンクを用いれば経路検索も実行できる。また、テキストボックスに入力した文字列は記憶されるため、再び長い住所を入力しなくとも、履歴から選択すればスムーズな検索も可能だ(図08~09)。

図08 <地図検索>ボタンからは、Bingマップを用いた地図検索が可能

図09 入力履歴は自動的に保存されるため、再入力の手間が省ける

<天気表示>ボタンは、週間天気予報を表示する機能。初期状態では東京都が登録されているが、<市区町村の追加>ボタンをクリックすることで、各国や各都道府県を追加することもできる。なお、旧バージョンでは米国都市でのみ有効だった警報発令時の通知機能は削除されたようだ(図10~12)。

図10 <天気表示>ボタンでは、週間天気予報を確認できる

図11 <市区町村の追加>をクリックすると、天気予報を表示する世界各国や都道府県を追加できる

図12 複数の場所を追加している場合は、左上の矢印ボタンで切り替え可能

<メール表示>ボタンは、HotmailおよびGmailの新着メールを確認するための機能。もちろん初期状態は何も設定されていないため、電子メールサービスを選択し、電子メールアカウントおよびパスワードを入力することで動作するようになる。

未読メールがサーバー上にある場合、未読数を加えたアイコンなどで通知が行われ、ミニウィンドウ内では未読メールの要約を確認できるため、新着の電子メールを見損ねるといった問題はなくなるはずだ。また、ミニウィンドウ内のメールをクリックすると、該当サービスのWebページが開くのは実に便利だった(図13~15)。

図13 最初に確認する電子メールサービスをクリック。ここではGmailを選択した

図14 ユーザー名もしくは電子メールアドレス、そしてパスワードを入力して情報を送信する

図15 ミニウィンドウ内で既読および未読メールの確認が可能。また、<オプション>からアカウント編集を行える