ソニーからミラーレス一眼カメラ「NEX-C3」が発表された。NEX-5/3から1年ぶりのニューモデルだ。新機能などについては別の記事に詳しいが、ここでは発売前のNEX-C3に触れることができたので、外観や画面からNEX-C3を見てみることにしよう。

NEX-C3はNEX-5/3よりもさらに小型化された。ボディ単体ならほとんどコンパクトデジタルカメラと変わらず、レンズを装着すれば、レンズにボディが付いているような感じだ。それでいて上下に角度の変わるバリアングル液晶を採用しているのだから、いかにもソニーらしい進化である。

ボディが小さくなったため、よけいにレンズが大きく見える。レンズはNEXスタンダードともいえるE18-55mm F3.5-5.6 OSS。

ボディ全体には細かなテクスチャーが刻まれ、ホールド時の滑りを抑えるとともに、デザイン上のポイントにもなっている

ボタン類は極端に少ない。上下のボタンはNEX-5/5が丸型だったのに対し、NEX-C3では縦長になった

カードスロットを電池室から独立させることで、本体をより薄くした

左側にはコネクター類が並ぶ。それにしても薄いカメラだ

パンケーキレンズのE16mm F2.8を装着した状態。コンパクトカメラと変わらない

E16mm F2.8を装着。レンズを付けたままバッグに収納しても問題は少ないはず

レンズを外す。すぐそこに撮像素子が見える。手ぶれ補正はレンズ側で行なう

AF補助光を発光させた。けっこうな光量がある

バリアングルの液晶モニター。チルト機構はさらに小型化された

液晶を下に向けた状態。ハイアングルでの撮影に便利

液晶を上に向けた状態。ローアングルでの撮影に便利

右肩のボタン類。基本的な構成はNEX-5/3と同じ。専用の動画ボタンを装備

アクセサリーターミナル。フラッシュなどを装着する

ボディ左のコネクター。上がUSB端子、下がHDMI端子

カードスロットは本体底面のほぼ中央になり、独立したカバーが設けられた

バッテリーはNEX-5/3と同じだが、撮影可能枚数は約20%多くなった

底面。オレンジ色に光っているのはアクセスランプ