まず主人公ペガサス星矢役は鎌苅健太。ミュージカル『テニスの王子様』や『エア・ギア』などの舞台に出演し、演出の茅野氏とも何度も一緒に仕事をしている仲である。聖闘士星矢はアニメを見ていたとのことで、「。どういう作品になるのかすごく楽しみ。ペガサス星矢を誰よりも愛して理解したいし、小宇宙(コスモ)を燃やしていきたい」と現在の心境を語った。
ドラゴン紫龍を演じるのは『笑っていいとも!』で13代目いいとも青年隊を務め、ミュージカル『テニスの王子様』にも出演している植野掘まこと。「ニコニコ動画で世界の皆さんにも見ていただけますし、期待を裏切らないようにしたい」と述べた。
キグナス氷河役は阿部直生。「すばらしいメンバーで緊張しています。『DEAR BOYS』同様全身全霊でがんばります」と笑顔を見せた。
アンドロメダ瞬はミュージカル『テニスの王子様』にも出演していた篠谷聖。「出演できて本当に嬉しい。オペラ風にというのも楽しみだし、すばらしい作品にしたい」と意気込みを語った。
フェニックス一輝は広瀬友祐。「リアルタイムでは見てないのですが、役を追求し責任を持ってやっていきたい」と力強くコメントした。
アテナ・城戸沙織役を演じる富田麻帆は、『アニー』『ギャラクシーエンジェル』などに出演経験のある女優。「出演が決まったとき、友人には『麻帆は沙織じゃないよね』って否定されたのですが(笑)、精一杯演じていきたいです」と気合を見せた。
邪神エリスはこれまでに様々な舞台で演出や音楽を手がけてきた湯澤幸一郎が、今回は俳優に専念して演じる。「私はアニメや漫画に触れてこなかったので、聖闘士星矢もどんな話か知らなかった。周りには詳しい人もいるのでどうやったらいいか聞いてみようかなと」とコメントした湯澤は、さらに「片岡さんからはオファー時に『吉田仁美に抱きついて体をまさぐるんだよ』って言われた(笑)。……まあ仕事だからちゃんとちゃんとやりますよ(笑)」とおどけてみせ、これに吉田が「私もお仕事なので我慢しますね!」とやり返す一幕もあった。
オリオン星座のギャガー役の松崎裕は、「僕はちょうど聖闘士星矢世代。子どもの頃に段ボールの切れ端で聖衣(クロス)を作ったことも。良い意味で期待を裏切りたい」と出演への気合いを語った。
南十字星のクライスト役の藤原祐規。「僕もガチ聖闘士星矢世代。広告で聖衣(クロス)を遊んでいたこともあって、今回一番嬉しいのは聖衣(クロス)を着られること」と原作ファンならではの視点で抱負を述べた。
楯座のヤン役の林野健志は、「聖闘士星矢は今のアニメとは違う熱さがある作品。昔の良さもある新たな聖闘士星矢を見せていきたい」と述べた。
琴座のオルフェウス役は齋藤ヤスカ。「現在も愛されている作品なので、より多くの人に愛される作品を作りたい」とコメントした。
絵梨衣役の吉田仁美は、「まさか私が聖闘士星矢に出演させていただけるとは思っていませんでした。絵梨衣からエリスに変わるとき、抱きしめられるとは聞いていたけど、まさぐられるとは聞いてなかったです(笑)」と述べて出演者と会場を沸かせていた。
最後に片岡プロデューサーは、今回の舞台が「ニコニコミュージカル」ではなく「スーパーミュージカル」名義であることについて、「今まではドワンゴ1社が作ってきたが、今回は関係者が多数いて製作委員会を組織したので、ニコ動だけのものではないという意味合いがある」と解説した。
スーパーミュージカル『聖闘士星矢』は7/28(木)から7/31(日)まで全労済ホール/スペース・ゼロにて全8公演。会場まで足を運ぶリアルチケットは7,000円で、ニコニコ動画で中継を見るネットチケットは1500pt(1pt=1円)となる。