香港散歩で重宝するトラム、MTR
香港名物、2階建てトラム。車内アナウンスがなかったため、ちょいと不便 |
さて。食事と同じように、交通手段も選択肢が多いのが香港だ。香港島の北部を東西に(かなりの速度を出しつつ)看板すれすれに走る「トラム」や、速くて快適な「地下鉄(MTR)」をはじめ、ミニバス、フェリー、ピークトラムなどなど、香港の公共交通機関は充実している上に、比較的安価でもある。ただ、トラムに乗ってはみたが、車内アナウンスがなかったため、地図を見ながら周りの乗客に確かめつつ適当に降りて……とちょいと難易度が高かった。MTRは路線ごとに色分けもされていて、言葉に不安があってもわかりやすい。その他香港ではスターフェリーやピークトラムといった乗り物に乗るだけでも、観光気分を味わえる。
香港は、街全体がギュッと凝縮されているので移動といっても、何時間も車や電車に乗っているわけではない。今回のように香港島ではなく、ランタオ島にある香港ディズニーリゾートのホテルを拠点にしても、街の中心まで行くのには全く不便を感じないだろう。
昔と今の香港が混在するエリア「灣仔」
美食天国の香港、連日の外食で少々胃がお疲れ気味。腹ごなしに……と庶民的なマーケットやお洒落なインテリアショップなどが混在する街「 灣仔(ワンチャイ) 」を歩く。そんなとき、目に飛び込んできたのは漢方茶スタンドだ。真っ黒いお茶は「鶏骨草の菌陳茶」(7香港ドル)で、肝臓にいいという。他にも、効能に「美顔」と書かれたものなどもあり、片っ端から飲んでみたい衝動にかられた。
香港には漢方専門店があちらこちらにあり、日本語が通じる店もあるというので気軽に試せる。また、スーパーでもペットボトル入りの漢方ドリンクや漢方スープの素も売っているので、「まずはこちらで」というのもオススメだ。
灣仔は老若男女のパワー全開! |
灣仔は、若者からお年寄りまで老若男女がパワー全開で集まっている「昔と今の香港」が混在するエリア。夜ともなれば、ネオンサインがギラギラと輝く中で、元気な若者たちが深夜までにぎやかにしているらしい。そこに混じって夜まで飲み明かし……たわけではなく、やはり香港! 夜景を見なければ帰れないということで、ビクトリアピークへと向かった。