全体のスタイルに続き、今度は細部を見ていこう。
長辺の中央、ノートPCスタイルにしたときの上部にあたる位置に、130万画素のWebカメラを搭載している。カメラはこの1基のみだ。
右側面には、電源スイッチとUSBポート×2、電源コネクタが配置されている。
左側面には、HDMI出力とSDメモリーカード対応のダイレクト・メモリースロット、ヘッドホン/ライン出力兼用端子を装備。
キーボードは87キーで、キーピッチ約16.2mm、キーストローク約1.4mm。同社のモバイルノートPC「LIFEBOOK MH」のキーボードが86キー/キーピッチ約17.2mm/キーストローク約1.5mmなので、一般的なモバイルノートPCにさほどひけをとらないといってよいだろう。
ポインティングデバイスは、赤外線方式の「指先ポインター」。黒い部分の上を指でスライドして操作する。ボタンのクリックは指先ポインターを押せばOK。右クリックの操作は、その右隣のキーを押して行う。
スレートPCスタイルでちょっとしたキー入力が必要になったときは、わざわざノートPCスタイルに移行しなくてもソフトウェアキーボードを表示させて入力することができる。画面の左端部分をタップするとソフトウェアキーボードの一部が見えるので、そこを再度タップ。するとソフトウェアキーボードが表示される。これも動画でご覧いただこう。
動画 - QuickTime形式 |
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以上、今回は試作機ということで外観や機構部分についてのみのご紹介となったが、そのスタイルだけでも十分注目に値する製品といえる。詳細な評価が可能になり次第、パフォーマンスも含めてその実力をご紹介したい。