富士通の新製品ラインナップのうち、スレートPCとノートPCを兼ねる新スタイルで注目を浴びているのが「LIFEBOOK TH」だ。この「LIFEBOOK TH」の先行試作機を触ってみることができたので、新スタイルの詳細を写真と動画でご紹介していこう。なお「LIFEBOOK TH」は、本日(25日)より同社の直販サイト「富士通WEB MART」での販売受付が開始されている。

まずは基本のスレートPCスタイルをご覧いただこう。キーボードを搭載しているにもかかわらず、厚さは17.4mmとかなりスリムだ。ちなみに富士通の法人向けスレートPC「STYLISTIC Q550/C」の厚さが16.2mmで、その違いはわずか1.2mmだ。

スレートPCスタイル

続いてノートPCスタイル。このスタイルでは、重心がが一般的なノートPCよりもやや後ろにある感じはあるが、後ろに倒れてしまうようなことはない。基本的にディスプレイの角度は固定と考えたほうがよいだろう。

ノートPCスタイル

そして注目の、スレートPCスタイルからノートPCスタイルへ移行するところは、動画でご紹介する。ここでは撮影の邪魔にならないようやや不自然な体勢で移行を行っているためにぎこちないところがあるが、実際にはとくに力を入れる必要もなくスムーズにスタイルを移行できる。

動画 - QuickTime形式

今度は背面側から撮影した動画。こちらのほうが機構がわかりやすいかもしれない。

動画 - QuickTime形式

ノートPCスタイルからスレートPCスタイルへ移行するには、いったんディスプレイの下端部分を持ち上げ、平行にたたむようにする。この場合も、それほど力を入れる必要はない。

動画 - QuickTime形式