次に、[Open Options]をクリックして、アプリを日本語表示にしよう(図10)。設定画面が表示されたら、一番上の「Language」で「Japanese」を選択(図11)。 エスケープキーを押すと、「変更されました!」というメッセージが表示されるので、[保存]をクリックしよう(図12)。日本語表示に切り替わったら、[設定画面を開く]をクリックして、再び設定画面を開く(図13)。

図10 [Open Options]をクリックして設定画面を開く

図11 「Language」で「Japanese」を選択しよう

図12 エスケープキーを押して、[保存]をクリック

図13 [設定画面を開く]をクリックしよう

設定画面を開くと日本語表示に変わっているので「ご自身の居住地」を選択し、その下の地震の情報を入手したい都道府県をチェックしよう(図14)。居住地とチェックした都道府県が震源地の地震が発生した場合に、プッシュ通知が行われる。次に、震源地が居住地の場合(図15)、チェックした都道府県の場合(図16)、チェックしていない都道府県の場合(図17)の順番で、通知の方法を設定する。なお、デフォルトの設定では、チェックしてない都道府県が震源地の場合でも通知が行われるようになっているので、不要であれば通知を解除しよう。このほか、通知時の音なども設定可能だ。

図14 居住地を選択して、情報を入手したい都道府県をチェック

図15 震源地が居住地の場合の通知方法を設定

図16 震源地がチェックした都道府県の場合の通知方法を設定

図17 震源地がチェックしていない都道府県の場合の通知方法を設定

設定が終わったら、テストをしてみよう。メニューキーを押して表示されるメニューで、[テスト(居住地の震度5以上)]をクリックする(図18)。すると、警告音が鳴るとともにLEDインジケータが点滅し、メッセージが表示される(図19)。なお、警告音は非常時用のため大きくなっているので、テスト時には周囲に注意しよう。[閉じる]ボタンをクリックすると、通知が停止する。

図18 メニューを表示して[テスト]をクリック

図19 警告音が鳴るとともにLEDが点滅し、メッセージが表示される

テストが終了したら、エスケープキーを押し、表示されるメッセージで[保存]をクリックする(図20)。これで基本的な設定は以上で完了だ。アプリのウィンドウは閉じてしまって良い。Roco Earthquakeのアイコンは「ダウンロード」フォルダに入っている(図21)。設定などを変更する際は、アイコンをクリックしてウィンドウを表示しよう。

図20 エスケープキーを押して、設定の変更を保存する

図21 Roco Earthquakeのアイコンは「ダウンロード」フォルダにある

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Roco Earthquakeを導入することで、NTTドコモが提供する緊急地震速報とは異なる情報となるが、BlackBerryスマートフォンで地震情報を受け取ることができる。地震の備えとして、インストールしておいて欲しいアプリだ。

なおRoco Earthquakeは便利なアプリではあるが、電波が届かない場所にいる場合など通知が行われない状況も想定される。なので、地震情報収集ツールのひとつという認識で活用いただきたい。テレビやラジオ、Webサイトなどとの併用がおすすめだ。