17日夕方から夜にかけて、東京電力管内での大規模停電の恐れがあった。結果的には回避される見通しとなったが、今後も節電の必要性はある。停電時もガスは使えるが、換気扇は利用できないのでやはりガス調理も控えたいところだ。そこで引き続き弊誌では、つくり置き可能な常備菜レシピを紹介。冷蔵保存してもおいしいレシピばかりなので、朝食や夕食、お弁当にも活用してみてほしい。
各料理は冷蔵庫で保存をすると4,5日は日持ちする。ただし、計画停電で冷蔵庫の保冷能力が低下している場合は劣化も早くなるので注意してほしい。
「豚肉の生姜ポン酢和え」
千切り生姜をオリーブオイルで漬けた生姜オイルを活用したレシピ。豚しゃぶと茹でたキャベツを生姜オイルとポン酢で和えるだけなので、非常に簡単だ。生姜オイルは卵かけごはんやサラダ、冷奴にかけてもおいしいので多めにつくっておくと便利。
材料(2人分もしくはお弁当2個×3日分)
A(生姜 1個 / オリーブオイル 大さじ2)
豚ロース薄切り 100g / キャベツ 4,5枚 / ポン酢 適量
つくり方
Aで生姜のオイル漬けをつくる。生姜は千切りにして水気をふき取り、オリーブオイルに漬けて冷蔵庫へ。一晩漬ければOK。冷蔵庫で4,5日は保存可能。
鍋に水を入れて沸騰させ、まずは適当な大きさにちぎったキャベツを茹で、しんなりしたら冷水を入れたボウルに。次に豚肉を熱湯でしゃぶしゃぶにして、火が通ったら同じく冷水へ。
2のキャベツは軽く絞って水気を切り、豚肉も水気を切る。これをボウルに入れ、1の千切り生姜とオイル少々、ポン酢適量を入れて混ぜ合わせる。
「野菜と海苔のペタンコ焼き」
鶏団子よりもっとお手軽な鶏挽肉の焼き物メニュー。豆腐でかさ増しし、多くの家庭で常備している海苔もプラス。野菜は今回ブロッコリーを使ったが、玉ネギやにんじん、ピーマンなど冷蔵庫に眠っている野菜ならなんでもOK。野菜は小さくちぎったり、みじん切りにして使おう。
材料(10個程度)
鶏挽肉 150g / 木綿豆腐 1/2丁 / ブロッコリー 40g / 海苔 大判1枚 / 醤油 大さじ1 / 塩 少量 / 油 適量
つくり方
ブロッコリーは小さめに切っておき、耐熱ガラスボウルに入れて電子レンジでやわらかくなるまで加熱。加熱後は冷ましておく。
1に軽く水切りした木綿豆腐と、油以外のその他のすべての材料を入れる。粘り気が出てくるまでこねていく。
フライパンに油を入れて加熱し、2をスプーンですくって落とす。片面が焼けたらひっくり返し、フライ返しでギュッと押せば平たくなり、火が通りやすい。