外観は従来モデルとほぼ変わらず

さて、13インチのCore i7(2.7GHz)搭載モデルを実際に使ってみることができたので、そのファーストインプレッションなどをお届けしよう。

外観については、ほぼ前モデルと同じだ。唯一の相違点は、インタフェース部のMini Displayportを示すアイコンがThunderboltのアイコンに変更されているという点だ。FaceTimeカメラも、外観からわかる変化はない。

新型MacBook Pro(右)と筆者所有のMacBook Pro Mid 2010モデル(右)を並べてみた。外見上はほぼ同じ

新型MacBook ProのFaceTimeカメラ。外観には、とくに高解像度化を示すような特徴はない

筆者が気づいた唯一の変更点は、Mini DisplayportのアイコンがThunderboltのアイコンになったこと。あとは、質感やプリントの色が違うような……違わないような……

FaceTimeについては、横画面やプレビューの移動など、アプリの正式リリースに伴う機能強化が便利だ。また、HD化の影響はかなりはっきりわかる。なお今回は新製品と従来機の間でビデオ通話を行ってみたのだが、従来機の側から新製品のカメラで撮影している映像を見ると、気のせいかもしれないが従来機の映像よりも精細に感じられる。この環境でもFaceTimeカメラのHD化の恩恵を受けられるのだろうか? この点については改めて確認したい。

横画面にし、プレビューを右上に移動してみた。これはFaceTimeアプリの正式リリースにともなって利用できるようになった機能だ

システムプロファイラにはThunderboltの項目が追加されている

今回はファーストインプレッションということで、13インチモデルの外観の紹介と簡単な印象をお伝えするにとどめた。パフォーマンスの評価を含むより詳細なレビューについては後日マイコミジャーナルに掲載する予定なので、そちらも楽しみにしていただきたい。