――他のグループを見ることで、自分たちが打ち出すカラーもはっきりしてきた?
林「そうですね。YGAは吉本発のアイドルグループということなので、歌とダンスはもちろんですがトークに力を入れていきたいと思っています。ライブでは、各メンバーがコンビになってネタを披露するんですよ。ネタは本当に自分たちで考えるんですけど、吉本のスタッフさんはお笑いに精通している方が多いので、滑ったりするとフルで怒られます(笑)。腐男塾さんとコラボさせていただいた時も…」
流原「そうそう、『お前ら入り口で上着脱いで入れやーっ!!』って怒鳴られてましたね。『演者が寒がってどうするんじゃーっ!!』って」
林「よしもとプリンスシアターってメーンはお笑いの劇場なんです。で、そのお笑いの舞台に出る人間が"寒い"って言うのはあり得ない…ということで」
一同「なるほど~!」
林「あっ、でもこれは腐男塾さんをひっかけるためのドッキリだったんですけどね(笑)」
流原「でも、自分らはそれを聞いてビクビクしましたよ。吉本興業はやっぱり厳しいんやな、上着脱がなきゃ!って」
レナ「男なのにビクビクしてたんだ~(笑)」
流原「男でも怒られるのはイヤでしょ!」
林「腐男塾さんだけじゃなくて、アイドリング!!!さんとのコラボで漫才を披露したこともあるんです。その時は祐奈ちゃんとコンビを組ませていただきました。しかも舞台はあのNGK(なんばグランド花月)! 芸人さんにとって聖地のような場所ですし、吉本は笑いに厳しいし…ってことで、祐奈ちゃんはスタッフの足音が聞こえるたびにおびえながら練習をしてました(笑)」
伊藤「はい…。一生懸命に練習しました(笑)」
レナ「わたしたちも変わったイベントをしていますよ。握手会というのをやっているグループは多いと思いますが、バニラビーンズはファンの方にビンタをさせていただいています(笑)。その企画はわたしたちならではのカラーじゃないかと。それぐらいしかカラーがありません!」
流原「いや、グッズとかも面白いでしょ」
レナ「あっ、そうそう。"バニビーチク"というのがありました。わたしたちのビーチクをかたどったレーズンを…、(山邊&前島に対し)若い子は聞かないで! そう、そういうレーズンを販売したりしました(笑)」
流原「すごいよね」
山邊「わたしたちは、やっぱり歌って踊っているところを見てほしいです。東京女子流はアジアで活躍することを目指しています。わたしたちは無駄にテレビに出ないというか…」
一同「(爆笑)」
レナ「仕事を選ぶのはいいことですよ~(笑)。…無駄はよくないね」
流原「エコの時代だからね~(笑)」
山邊「いや、誰かに必要とされるまで待っているというか…。ですから、皆さんから求められるぐらいのパフォーマンスを披露できるように努力しています」
レナ「えらい! ひとりずつが100%のグループもあるけど、女子流ちゃんは"5人で550%"なんですよ! ってわたしは思うな」
流原「レナさんは他のグループを押しまくってますけど、敏腕プロモーターの方ですか?」
一同「(爆笑)」……続きを読む