先ほどまでのイースト・ロンドンは、2012年に開催されるロンドン五輪の影響もあって最近急速に発展を遂げている新興都市なのですが、いわゆる"ロンドンらしいロンドン"なのはこのセントラル・ロンドンの方で、ハイド・パークやピカデリーサーカスといったお馴染みの観光名所もこちらに集中しています。

そんなわけで、今回の旅で3日目以降に僕が宿泊したのが、「Grosvenor House Hotel(グロブナーハウスホテル)」。

ハイド・パークの真横に位置する伝統と格式あるホテルであり、部屋も近代的なタウンホールホテルとは打って変わってクラシックな装いとなっています。

入り口はいくつかあるけど、正門は少し路地に入ったところ

ザ・ジェントルマンといった感じの待合室

これが宿泊した部屋。華美な内装を上品にまとめてある

部屋のあちこちからにじみ出る伝統の香り

「この暖炉、本物ですか?」とかアホな質問をしてしまった

1,500人が入れるという大宴会場もある。元はスケートリンクとして使われていた場所なのだとか

……お客さんの中で僕だけ服装がラフすぎて明らかに浮いてましたけど、そんなことはさておき、ホテル全体に漂う気品は一見の価値あり。モダンとクラシックが同居するロンドンで、よりクラシックな面を堪能したいのなら、まず第一に候補に入れておいてほしいホテルです。

また、ホテル内のレストラン「JW Steakhouse」では昼夜問わずステーキやシーフード、そして美味しいワインを味わうことができます。

夜もいいけど、明るいテラスで朝食をとるのもオツなもの

特におすすめなのは「生牡蠣」で、あまりに美味しかったため追加で注文してしまったほど。ステーキもなかなかのものですが、付け合わせのマッシュポテトが予想以上にボリューミーで挫折してしまいました。イギリスの食事メニューは日本よりかなりボリュームたっぷりで出てくるので、そこだけ気をつけてください……。

といったところで、今回はこのへんで。

最新のロンドンを堪能するのに活用してほしい、おすすめのホテル&レストランのご紹介でした!