このほか、トークではガンプラ30周年」「ホットトイズ10周年」「ワンピースフィギュア」「仮面ライダー玩具」『進撃の巨人』「CR銀と金」「清野とおる」『AngelBeats!』『けいおん!!』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』『ブラック★ロックシューター』『アイドルマスター2』『ファイナルファンタジーXIV』『モンスターハンターポータブル 3rd』『ポケットモンスターブラック・ホワイト』『タクティクスオウガ 運命の輪』「ももいろクローバー」『デビルマンVSゲッターロボ』「三峯徹」「TENGIRLSコミック化」「オリックスの超巨大ゴーヤ」『僕は友達が少ない』『KAGEROU』「冲方丁」「平野綾」「電子書籍」「尖閣諸島映像流出」(順不同)などなど、多彩な話題が飛び出し、まさに2010年のオタク業界を総決算する内容となった。単純にヒット作=話題の中心とは限らないのが、日本オタク大賞ならではの面白みと言えるだろう。

4時間超にも及んだイベントの最後には、『エルシャダイ』の定番ネタをもじった「2011年のオタク業界、大丈夫か?」というフリに審査員の前島氏が「大丈夫だ、問題ない!!」と力強く答え、爆笑と満場の拍手で無事にお開き。1月22日にはAsagaya/Loft Aにて、女子オタクの2010年を振り返る姉妹イベント「Otome Awards 2010」も開催されるので、興味のある方は足を運んでみてはいかがだろうか。

<「日本オタク大賞2010」結果一覧>

<大賞>
「はやぶさ」
『ハートキャッチプリキュア!』

<大賞ノミネート>(※カッコ内は得票数)
『ハートキャッチプリキュア!』(4票)
はやぶさ(4票)
『エルシャダイ』(3票)
キムタクヤマト第三艦橋(3票)
非実在青少年(3票)
『ゲゲゲの女房』(2票)
小林ゆう(2票)
『ドカベン(特に微笑三太郎)』(2票)
三木一馬(1票)

<個人賞>
藤津亮太賞: 『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』
東海村原八賞: 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
志田英邦賞: 『エルシャダイ』
前田久賞: 『地獄のミサワ』
前島賢賞: 三木一馬
奈良崎コロスケ賞:『カイタン』
鶴岡法斎賞: 小林ゆう
観客賞: 非実在青少年
<「日本オタク大賞」これまでの開催概要>
通算回数(開催日) 大賞受賞作
第1回(2001年12月1日) 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』
第2回(2002年12月2日) 海洋堂
第3回(2003年12月3日) 『機動戦士ガンダムSEED』
第4回(2005年1月8日) 擬人化(特に『びんちょうタン』)
第5回(2006年1月31日) なし(キーワードとして「秋葉原ブーム」)
第6回(2007年2月28日) 『ウルトラマン80』(『ウルトラマンメビウス』より)
第7回(2008年1月5日) 動画投稿サイト (代表としてニコニコ動画)
第8回(2009年1月8日) アニメ『鬼太郎』(墓場&第5期)
第9回(2010年1月9日) 『ラブプラス』
第10回(2011年1月15日) 「はやぶさ」、『ハートキャッチプリキュア!』