写真で見る「ニコニコ大会議 in 福岡」

ここからは、「ニコニコ大会議2010-2011全国ツアー ~ありがとう100万人~ in 福岡」の様子を写真でお伝えしよう。リアル会場には10倍という抽選枠で駆けつけた多くのファンで埋め尽くされた。ネット視聴は約75,000人、コメント約15万件と盛況のライブとなった。

福岡会議の場所は2009年末の大会議に続き「DRUM LOGOS」。会場外ではプレミアム会員100万人突破を記念して製作された夏野剛像がお出迎え

司会は「ニコラジ」のパーソナリティも務めるラジオDJのやまだひさし氏。そして、おなじみの西村博之氏

トップバッターは「踊ってみた」で活躍する「馬琴(まこと)」と「ぐり子」。「踊っているのは幸せ!」と話す彼女たちが、「ボーダーランズ」(マチゲリータP)と「メランコリック」(junky)の選曲でダンスを披露した。現在は大学生、就職活動中だが、ダンスの道を目指す考えもある様子だった

一際大きな歓声で迎えられた「赤飯」。ツアー常連の実力派の歌い手。司会のやまだひさしとは漫才のような掛け合いで会場を沸かしたが、楽曲はしっとりと「Fly Me to the Moon」。演奏は「baquettes ensemble」が担当した

VOCALOIDの曲をジャズ風にアレンジして投稿している「baquettes ensemble」。「炉心融解」(iroha)と「Alice」(古川P)のジャズバージョンでオトナな雰囲気に。会場もネット視聴も深く聴き入っている様子だった。ニコ動には昨年3月から投稿を始めたという。東京を拠点に活動する3人組ジャズバンド

ツアー出演者の「UmiNeko」が東京タワーをバックにモニター越しに登場。寝坊による遅刻で福岡入りできない(?)という彼とbaquettes ensembleが、新サービス「ニコ生セッション♪」を使った遠隔セッションで「優しい音色」(Dixie Flatline)を披露した

司会のやまだひさしから新年会での爆睡エピソードを暴露された「けったろ」。バラードの生演奏後のステージをやりにくそうにしていたが、そこは「No Logic」(ジミーサムP)で会場を熱く盛り上げた。ちなみに新年会を開いたFooさんはインフルエンザのため福岡には来られず

まさに黄色というべき歓声に包まれた「nero」と「clear」の歌い手2名。熊本県出身のふたりにとって、ライブハウス「DRUM LOGOS」は憧れの場所だったという。デュエットによる「サマーレイン」(Nem)を披露したほか、ソロでもneroの「Bye-Bye-Lover」(samfree)、clearの「Fire◎Flower」(halyosy)でファンを魅了した

出演者全員でお正月の歌「1月1日」のジャズバージョン、さらにアンコールでは「ぼくとわたしとニコニコ動画」(ヒャダイン)を熱唱して幕を閉じた

このツアーは、2月4日(金)・5日(土)に東京・JCBホールで開催される「ニコニコ大会議2010-2011全国ツアー~ありがとう100万人~ FINAL (凸)・(凹)」をもって終了となる。今回の福岡開催では、ツアーファイナルの東京会場で「ニコニコ技術部」の作品展示を行なうことが発表された。展示希望のユーザーはこちらを参照のうえ、必要書類を郵送のこと。野尻抱介(尻P)氏と伊予柑氏([NKH]ニコ生企画放送局)の選考を経て作品が展示される。また、ツアーファイナルの会場増席にともない、プレミアム会員向けに追加チケットの先行エントリーを1月11日(火)15時~1月12日(水)23時59分に受け付けることも発表された(詳細)。

写真提供:ニワンゴ