アイファイジャパンの「Eye-Fi View」は、同社が販売する無線LAN内蔵のSDカード「Eye-Fiカード」のユーザーが無料で利用できるパーソナルクラウドサービスだ。その使い方を紹介しよう。

「Eye-Fiプロ X2」

「Eye-Fiプロ X2」のパッケージ。USBカードリーダーが標準付属する

Eye-Fiカードとは、デジカメの撮影画像をPCやウェブ上のオンラインアルバムにワイヤレス転送できる無線LAN内蔵のSDカードのこと。国内では、利用できる機能の違いによって「コネクトX2」「エクスプロアX2」「プロX2」の3種類が発売されている。今回試用したのは最も多機能なプロX2だ。

付属ソフト「Eye-Fi Center」でネットワークの設定を行う。無線LANは、1つのカードに対して最大で32ヶ所まで登録できる

写真(JPEG)、RAW、動画のそれぞれについて、PCやオンラインアルバムへの転送の設定を行う

自動転送が可能なオンラインサービスの選択画面

各オンラインサービスごとに、公開/非公開の設定やアップロードする写真のサイズを設定できる。公開/非公開は、注意して設定したい

Eye-Fi Viewを利用するには、まずEye-Fiカードを使って、撮影とアップロードを行う。作業の大まかな手順は、(1)無線LANや転送先の設定を行う、(2)カードをデジカメに入れて撮影する、(3)指定したサービスやPCに撮影画像が自動転送される、という流れになる。

撮影した全画像を転送するか、選択した画像のみを転送するかも前もって設定しておく

エンドレスモードを使用した場合は、カード内の転送済みの画像を自動削除することができる

「ジオタグを有効にする」にチェックを入れると、画像に撮影場所の位置情報を埋め込むことができる

(1)の無線LANや転送先の設定は、製品に付属するUSBカードリーダーを使って、カードをPCに接続し、カード内に入っている管理ソフト「Eye-Fi Center」をインストールして行う。……つづきを読む