ワンセグ視聴中にホームボタンを押したり、ホームボタン長押しで別アプリに切り替えた場合、ワンセグはバックグラウンドで起動し続け、音声だけを聞くことも可能。画面上部にある通知バーを引き出してワンセグアイコンをタッチすれば、すぐにワンセグ画面に戻ることもできる。ワンセグを終了する場合は戻るアイコンを利用する。

画面上部の通知領域の左から2番目のアイコンがワンセグ起動中のアイコン

番組予約も可能

普通の携帯ライクに簡単に使える赤外線

赤外線通信機能は、アドレス交換で頻繁に利用される機能だ。これがない海外のスマートフォンでは、「Bump」のようなBluetoothを使ったアプリや、QRコードを使ったアプリが主流となっている。IS03でもこうしたアプリを使えるので、iPhoneなどとのアドレス交換にはこちらを使うといいだろう。

IS03の背面、カメラのレンズの左側にあるのが赤外線ポート。その左上にあるのはLEDフラッシュ、その下にFeliCa、そのさらに下にスピーカーが配置されている

なお、IS03には標準でQRコードを読み取れるバーコードリーダーアプリが搭載されているが、自分のアドレスをQRコードで表示するアプリは標準では入っていないので、必要ならばAndroid Marketから手に入れるといい。

IS03で自分の電話番号などの情報を表示する場合は、メインメニューの「設定」の一番上にある「プロフィール」から表示する。ここでメニューボタンを押すと「赤外線送信」が表示されるので、これを選択すれば送信できる。赤外線ポートは背面のカメラの下にある。

従来の携帯ライクなプロフィール画面からメニューを表示するとアドレスの赤外線送信が選択できる

赤外線受信はメインメニューのアプリ一覧から

赤外線を受信する場合は、メインメニューを押してアプリ一覧から「赤外線受信」を選ぶ。「受信」では1件ずつアドレスを受信し、「全件受信」を選べば、アドレス帳の全部のアドレスを受信できる。付属の電話帳アプリでも、個別のアドレスを表示している状態でメニューボタンを押すとアドレスの赤外線送信、一覧表示時はメニューボタンの「送信」から赤外線送信を選べる。

赤外線通信は、単機能な分セキュリティ設定や接続の手間がなく、赤外線ポートを合わせれば情報のやりとりができるので簡単に使える。国内ではまだ頻繁に使われているので、これを搭載しているのは便利な点だろう。