オリジナルのベストCDを作成しよう
では、BurnExpressの一例として、複数のCDから自分好みのベストCDを作成してみよう。図9で[ミュージック]から[オーディオCD]を選ぶ(図12)。
ここで、音楽CDを挿入しておく(自動再生のメニューが表示したら閉じるを選ぶ)。曲を追加するには、図13で[追加]をクリックする。
ファイルとフォルダの選択ダイアログが開くので、CDを挿入したドライブを開く(図14)。
ここから、ベストCDに入れるトラックを図13へドラッグ&ドロップする。音楽データの読み込みが同時に行われる(図15)。
この時点でGracenoteのデータが読み込まれ、自動的に曲名などが表示される。同様の操作を用意した複数の音楽CDで行う(図16)。
曲順の変更も可能だ。そして、右にある[すべてのオーディオファイルを平均化]にチェックを入れる。これは、CDごとに音量が異なることもあるので、ベストCDなどを作成する際にはやっておきたい処理である。その下の[曲間に無声部分を作成しない]は、ライブ録音などの場合に使うとよいだろう。BurnExpressでは、曲ごとにこの設定ができる。そして、個々の曲を選択した状態で、[プロパティ]をクリックする。[トッププロパティ]では、曲名などを変更できる。また[ポーズ]では、この曲の無声部分の長さを設定できる(図17)。
[フィルタ]タブでは、各種のフィルタを設定できる。フェードインやアウト、ヒスノイズ削減、イコライザなどのフィルタが用意されている(図18)。
曲単位でフィルタを設定できる。設定した状態を確認するには[選択したフィルタのテスト]をクリックする。フィルタが施された状態で曲が再生される。設定が完了したら、図16に戻り[次へ]をクリックする。最終の書き込みの設定となる(図19)。
[現在のドライブ]では、書き込みドライブを設定する。プルダウンメニューで[Image Recorder]を選ぶと、CDイメージが作成される。タイトルやアーティストを確認したら、ブランクディスクを挿入し、[書き込み]をクリックする。実際に書き込みが行われる(図20)
書き込みが完了すると、ログの保存の確認が行われる(図21)。
CDが排出され、再度書き込みを行うか、プロジェクトを保存するかどうかの確認が行われる(図22)。
これで終了する場合には、閉じるボタンでウィンドウを閉じる。新規プロジェクトを選択すると、図12に戻る。