9月16日、千葉市・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2010」が開幕した。世界最大規模のゲーム見本市として、国内ビデオゲームメーカーの新作が一堂に会する東京ゲームショウは今年で20回目。18日と19日は一般公開日となっており、4日間合計で18万人の人手を見込んでいる。入場料は一般当日1,200円。小学生以下は入場無料。開場時間は10時から17時まで(入場は16時まで)。

前回は規模の縮小が取り沙汰された東京ゲームショウだが、今回は出展社数が194社(前回180社)、出展小間数が1,458小間(前回1,367小間)と持ち直した。また、出展内容の面でもソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)側が「PlayStation Move」を、マイクロソフト側が「Kinect(キネクト)」と、それぞれの陣営が体感型コントロールシステムを繰り出し大々的にアピール。ほかにも3D立体視に対応したソフトや、iPhone&iPad用ゲームアプリなどが会場を賑わせた。記事では大手ブースを中心に、注目の新作ゲームを紹介していきたい。

節目となる20回目を迎えた東京ゲームショウ。初日は悪天候となったにも関わらず、数多くの業界関係者が足を運んだ

ソニー・コンピュータエンタテインメント

SCEブースでは、10月21日発売の「PlayStation Move」を大々的にアピール。こちらは3D立体視とMoveの両方に対応した『肉弾』(プレイステーション 3・11月18日発売予定)

Xbox 360陣営のトップがライバルのSCE陣営を視察中。マイクロソフトのドン・マトリック氏(左)と泉水敬氏(中央奥)

プレイステーション 3ユーザー待望の1本がいよいよ登場。『グランツーリスモ5』(プレイステーション 3 / 11月3日発売予定)も3D立体視に対応。SCEの3D立体視に掛ける意気込みがうかがえる

ステージ作成機能がさらにパワーアップした『リトルビッグプラネット2』(プレイステーション 3 / 11月18日発売予定)

スタジオジブリの美麗なファンタジー世界をゲームで楽しめる、レベルファイブの『二ノ国 白き聖灰の女王』(プレイステーション 3 / 2011年発売予定)

SCEの海外スタジオが手掛ける本格派シューティングも出展『KILLZONE3』(左・プレイステーション 3・2011年発売予定)と『SOCOM4』(右・プレイステーション 3 / 2011年発売予定)

動画
こちらも3D立体視とMoveに対応したセガの『パワースマッシュ4』(プレイステーション 3 / 2011年発売予定)

マイクロソフト

動画
マイクロソフトブースでは、体の動きで操作するXbox 360の「Kinect」の実演が目玉に。こちらは専用ソフトとなるコナミの『Dance Evolution』(Xbox 360 / 11月20日発売予定)
Kinectでサッカー、ビーチバレー、ボウリング、卓球などを手軽に遊べるスポーツゲーム『Kinect スポーツ』(Xbox 360 / 11月20日発売予定)

プレイステーション 3で大ヒットしたあの作品が、日本でもXbox360で発売! スクウェア・エニックスの『FINAL FANTASY XIII ULTIMATE HITS INTERNATIONAL』(Xbox 360 / 12月16日発売予定)

北米では発売初日で2億ドルを売り上げた『Halo: Reach』(Xbox 360 / 発売中)。国内のみならず海外メディアも立ち止まっていた

根強いファンが多い、セガの『電脳戦機バーチャロン フォース』(Xbox 360 / 12月22日発売予定)。専用の「ツインスティックEX」も同時発売予定

今度はアイドルユニットをプロデュース! バンダイナムコゲームスの『アイドルマスター2』(Xbox 360 / 2011年春発売予定)

『アイドルマスター2』のすぐ隣にライバルソフトが出展! D3パブリッシャーの『ドリームクラブ ゼロ』(Xbox 360 / 今冬発売予定)

マイクロソフトブースでは暴力表現などにより18才以上対象となるゲームを、別ブースで出展。がっつりやり込める大人のゲームが出揃った

同ブースでは、カプコンの『デッドライジング2』(プレイステーション 3、Xbox 360 / 9月30日発売予定)も出展。今作もゾンビを相手にやりたい放題

日本ではスクウェア・エニックスより発売となる『Fallout NEW VEGAS』(プレイステーション 3、Xbox 360 / 11月2日発売予定)。核戦争後の世界を生き延びろ!