同店のAppleショップは、従来のアップル製品コーナーと同じ位置、川崎駅から直結してラゾーナ川崎に至るルートのメインの入り口の隣に開設される。「アップル製品は現在のお客様のニーズをとらえていますから、そういう商品をしっかり大きく、目立つ場所で展開しています」と言うように、同店の一等地といえる場所だ。これまであったレジカウンターのスペースを組み入れることで、従来の約2倍の面積になったという。

展示商品と展示商品の間もゆったりとられ、通路も十分な幅を確保。これはAppleショップのコンセプトの一部でもあるが、木佐貫店長が「ご覧のように余裕のある配置になっておりますので、ベビーカーを押した家族連れのお客様にも、ゆっくり商品を見ていただけると思います」と言うように、ファミリー層の集客という同店の狙いにもマッチしたようだ。ただ、週末については来客数が相当に多くなるため、混雑は避けられないようだ。

店内の什器や内装は、アップルストアなどとも共通するイメージ。展示されているMacやMacBook、iPadなど商品同士の間隔や通路がゆったりと確保され、余裕をもって商品を見られる

Appleショップ内の什器や内装は、アップルストアと統一されたイメージのもの。アップルのオフィシャルのショップとして、安心して購入してもらえるように考慮されている。また、店内の壁面に直接描かれたiPadのイラストについては、「店舗内にこういう形で展開するのは世界でも初めてだと聞いています」というように、遠方からでもかなり目を引いた。また意外なことだが、Appleショップ内に試聴が可能な形でiPodコーナーが用意されているのも例がないことなのだという。

アクセサリやソフト、サプライ品や周辺機器の品揃えも充実

iPadアクティベーションカウンターも隣接。アクティベーションの待ち時間に他の商品も手に取ってもらおうというのが狙いだ

遠くからでも目を引く、大きなiPadのイラスト。こういった形での設置は世界でも初だという

AppleショップでiPodのコーナーが展開されているのも異例のこと