ここまでやるか! こだわりの写真加工
女性ならでは、というところで紹介したいのが、写真好きなおやすこんとマミルトンのiPhoneの使い方。それは、スクリーンショットにさまざまなアプリを使って説明書きを加えていくという方法である。マミルトンとおやすこんのコミュニティで使われているiPhoneの活用法だ。
その一例として、待ち合わせ場所を知らせるときに使う写真の加工法を紹介しておこう。
まず、マップを起動し、目的地のスクリーンショットを撮影する。次に写真にデザインを添えるためにアバターを作成。その後に、地図とアバターを写真の合成アプリを使って重ね合わせる。手持ちのスタイラスペンで待ち合わせ場所にマークをつけてかわいくデザイン、道順を矢印を使って図示して完成。保存した画像を相手に送信しているとのことだ。
いくつものアプリを起動し、何ステップも踏み、一枚のオリジナル地図として完成させていく。今回、実演してくれた右の写真の作成にかかった時間は5分ほど。これが女性ユーザーの平均的な使い方と言えるのかは定かではないが、楽しそうに話す彼女たちを見ていると、少なくとも、カメラ好きの女性を魅了する機能がiPhoneには盛りだくさんなことがよくわかる。世界にひとつの画像なので、受け取る相手もうれしいだろう。
こんなアプリならダウンロードしたい!
冒頭に紹介したゲスト3人の凄まじい数のダウンロード数。どこでアプリを探し、どんなアプリをダウンロードするのか。値段なのか、何なのか。次はその点について紹介しておこう。
彼女達がアプリ探しをするときは、App StoreやiPhoneアプリ紹介サイトのAppbankを見ているという。その点は、多くの読者と変わらないだろうが、ダウンロードしたくなるアプリについては、男性目線ではなかなか出てこない答えだった。3人とも共通していたのが"かわいい"というキーワード。iPhoneのホーム画面にかわいいアイコンを並べておきたくなるのだという。
使用頻度がそれほど高くないアプリでもホーム画面の配色を考えて配置したり、逆に使用頻度が高くても、かわいくないアイコンの場合には、アプリフォルダの中に収納してしまう。
さらに、こだわりを見せた意見も出た。「せっかく"かわいい"、"美しい"アイコンでもFREEやLITEと書いてあるのがイヤ。気に入ったアプリは無料版を使っていても後から買いなおしてしまいます」(まお)。
この点については会場の意見も募ったところ、男女を問わず約半数の人がFREEやLITEなどの文字が気になると回答した。ホーム画面に"かわいい"デザインのアプリを置くという意見についても、賛同する女性がいた。iPhoneアプリのダウンロード数はアイコンデザインが左右すると言われるが、会場の反応をみると、想像以上の大きな要素ではないかと思わせる。
では、抵抗なく購入できる値段とは? 「携帯電話のサービスは月額制だし、それを考えると(iPhoneの)アプリは安い。あとで見つからなくなったらイヤだし、350円以内なら抵抗なく買ってしまう」(マミルトン)。別の2人も「115円なら躊躇なくダウンロードする。購入するのは300円以内かな」(おやすこん)、「ものにもよりますが230円。値段の高いものはこれだ! と思うものしか買わない。逆に200円、300円くらいのアプリほど迷ってしまう」(まお)。……つづきを読む