すでに店頭で見かけた人もいるだろうが、アキバ向けの新しいフリーペーパー「オタポケ」が発刊となったようだ。毎月10日の発行を予定しており、9月10日配布の「10月号」が2号目とのこと。筆者も中を見てみたが、PC、アニメ、ホビーから萌え、アダルトまで、幅広い話題を紹介しているのが特徴だ。一度手に取ってみてはいかがだろうか。

筆者はTWO TOP秋葉原本店で入手。フルカラー300ページでこれが本当にフリー?という感じ

フリーペーパー「オタポケ」
http://www.otapoke.com/

今週は新製品の種類は少なめだったが、グラフィックスカードで特徴的な製品が出ている。早速紹介していきたい。

24℃も低い水冷クーラーを搭載

MSIから、注目のグラフィックスカード新製品が2種類発売された。

「N480GTX HydroGen」は、全銅製の大型水冷ヘッド「HydroGen」を搭載したGeForce GTX 480カード。HydroGenは、ヘッド内部のフィン間隔を0.45mmにまで狭めており、冷却性能が向上、リファレンスのVGAクーラーに比べ、24℃も低い温度を実現しているという。価格は64,000円~65,000円前後。

MSIの「N480GTX HydroGen」。でかでかと水冷ヘッド「HydroGen」をアピール

HydroGenは同社オリジナルの水冷ヘッド。高い冷却性能を実現した

水冷システムのためのポンプやラジエータなどは別途用意する必要があるものの、高い冷却能力により、静音化やオーバークロックなどに威力を発揮するだろう。またブラケットは2スロットタイプだが、カード自体は1スロット厚になっており、SLI構成にするときなども便利そうだ。

もう1つの「N460GTX Hawk」は、定評のあるVGAクーラー「Twin Frozr II」を搭載したGeForce GTX 460カード。注目はコアクロックで、なんと標準の675MHzから780MHzへと、100MHz以上もオーバークロックされている。価格は26,000円~27,000円前後。

「N460GTX Hawk」。上位モデルで採用されている「Twin Frozr II」を搭載した

無駄の見直しで消費電力を10%削減

GALAXYからは、省電力版のグラフィックスカード「GF PGTX460/768D5 GREEN EDITION」が登場した。GPUはGeForce GTX 460だが、コアクロック等は下げることなく、電力の無駄を徹底的に排除することで、リファレンスに比べ消費電力は10%ダウン、400Wのシステム電源での動作が可能になった。補助電源は6ピンが1つのみだ。TWO TOP秋葉原本店での価格は17,200円。

GALAXYの「GF PGTX460/768D5 GREEN EDITION」。消費電力を抑えたモデル

通常は6ピン×2つの補助電源が、1つに削減されている