――撮影現場に園児の親御さんがいらっしゃったと聞いていますが、大丈夫だったんですか?

鳥居 : 「ず~っといた。やりづらかったけど、私は関係なかったです。むしろどこまでやれば切れるかな? という感じ。もっとやればよかった(笑)。最近教育熱心な親がいるでしょ。ああいう人がクレームつけてくるの。だから今回も子供が替わってるでしょ? だから私がそんな親の教育係」

――そういう事情があったんですね……

鳥居 : 「そういうクレームをつけるのは良くないですよ。良い大人にならないよ。でも3日間収録だったのに、日を増すごとに子持ちのスタッフさんがいなくなってた(笑)。見たくなかったのかな?(笑)」

――最初は緊張していた園児たちも、少しずつ慣れていきましたよね?

鳥居 : 「そ~なの。だんだん稽古とかで回数重ねてくると調子に乗ってくる。慣れてきて休み時間とかに『お姉ちゃん!』って来るんですよ。そういう時は思いっきり『止めて下さい!』って言って、一回距離を置く作業を怠らなかったです」

――それほど距離を置かないとダメなタイプなんですか?

鳥居 : 「ハイ。人とは。人の家の台所に踏み込んで来る感じで嫌なんです。そこまで親しくないし、キスも許してないのに。仕事なんですから。近づいたら突き落とす。でも親がいたから怖かったよ(笑)」

――今回子供たちに触れて、お子さんが欲しいと思いましたか?

鳥居 : 「欲しいという気持ちになったらいいな~と思って挑んだんですけど、むしろ『もうイイ!』ってなりました。まだ当分いいかな……」

――その原因は?

鳥居 : 「凄くわがままなのを、『素直だね』って言われたがっているところ。そういうのズルくないですか? 子供手当てとかもらってさ~。元々苦手なの。チャンジャと同じぐらい苦手。でもやっぱりワサビ漬けと同じぐらい嫌いになった」

――最後にDVDの見どころをお願いします。

鳥居 : 「見どころはそ~ですね~。やっぱりアレでしょ。熱湯風呂(※未収録)。そういう大人になんなきゃ~。出来ないこと入れておけばよかったな~。何だろうね~。この子(園児の1人)の指がボイン。そこが見どころ。見どころはあってないようなモノです」