スマートフォン活用の第一歩として、まず取り組んでほしいのがGoogleの活用だ。Googleは、検索エンジン以外にもGmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメントなどと、様々なWebサービスを提供している。

スマートフォンで、それらGoogleのWebサービスを利用すれば、PCとスマートフォンで情報を共有することができ、ノートPCを持ち歩かなくても外出先でPCメールやスケジュールのチェックが行える。本稿では、各スマートフォン端末でのGoogle活用術を紹介していく。

「Google Mobile App」で音声検索

まずは、iPhoneでのGoogle活用について見ていこう。はじめに、App StoreからGoogleのiPhoneアプリ「Google Mobile App」をインストールしよう(図1)。インストールが完了したら、ホーム画面に作成されたアイコンをタップしてアプリを起動する(図2)。アプリを起動すると、位置情報取得の確認ダイアログが表示されるので、[OK]をタップしよう(図3)。また、プッシュ通知の確認ダイアログが表示された場合も、[OK]をタップする(図4)。

図1 App Storeから「Google Mobile App」をインストール

図2 アイコンをタップしてアプリを起動

図3 位置情報の確認ダイアログが表示されたら[OK]をタップ

図4 プッシュ通知に関するダイアログでも[OK]をタップしよう

Google Mobile Appの特長のひとつは、何といっても音声検索だ。キーボードやテンキーを使うことなく、マイクに向かって言葉を発し、検索を行うことができる。iPhoneで音声検索を利用する場合は、画面下のメニューで[検索]を選んでいる状態で、右上にあるマイクのマークのボタンをタップする(図5)。すると、図6のような画面になるので、マイクに向かって検索キーワードを言ってみよう。音声の識別が行なわれて、検索ボックス内に単語が入力され検索が行なわれる(図7)。

図5 右上のマイクのマークのボタンをタップ

図6 マイクに向かって検索キーワードを言う

図7 音声が識別され検索ボックスに入力されて、検索結果が表示される

なお余談だが、街中で音声検索を行うのは少し恥ずかしいと感じるかもしれない。そんな場合は、電話で話しているときのように、iPhoneを耳に当てて検索を行うことをオススメする。周りの人からは通話をしているように見え、気兼ねすることなく検索ができるだろう。