大人の普段使いノートを目指した「MSI FX660」
FX660は、通常ノートでの認知度向上を目標に掲げる同社にとって戦略的にも重要なモデルとされる。15.6インチフルHDパネルを搭載したボディは各所にクロームメッキを施しているほか、ボディパネルにはシボ加工などを施し曲線美と高い質感を目指したとされる。また、カラーフィルムプリントテクノロジによって傷のつきにくいボディを実現したほか、指紋も付きにくい加工が施されているとのことだ。
十分なパフォーマンスも特徴に掲げられており、CPUはCore i5-460M(2.53GHz)、GPUはGeForce GT325M 1GB、500GB HDDという構成。また、CPUとGPUのオーバークロック機能にも対応しており、パフォーマンスを求める処理などではクロックを引き上げることが可能なほか、NVIDIAのOptimusにも対応しており、CPU内蔵のグラフィック機能とGeForce GT325Mを自動切り替えすることで消費電力とパフォーマンスのバランスをとる。サウンド機能はTHX認証。また、映像視聴時にはダッシュボードから1発で機能が呼び出せるコントラスト調節機能「シネマプロ」も利用可能だ。eSATA端子の搭載なども特徴。質量は2.48kg。発売は9月4日で価格はオープンプライス。店頭予想価格は118,000円前後の見込み。
ラグジュアリーを掲げるネットブック「MSI U160 DX」
U160 DXは10インチワイド(1,024×600ドット)液晶を搭載したネットブックの新製品。新プラットフォームのAtomを採用しており、CPUがAtom N455(1.66GHz)、メモリはDDR3メモリ(1GB)とリフレッシュされている。また、主に液晶パネルを中心にボディをスリム化し、タッチパッド部のフラットデザイン化、各部のクロームメッキ処理、アイソレーション キーボード、カラーフィルムプリントテクノロジなどのボディ表面処理と合わせてネットブックながら高級感を演出している。
その他の仕様は、HDDが160GB、無線LANがIEEE802.11b/g/n、Bluetooth、1.3MピクセルWebカメラ、SD/MMC対応カードリーダー、OSがWindows 7 Sterter Editionなど。サイズは265×165×19.8~25.4mmで質量は1.08kg。バッテリーは3セルで駆動時間は計測中とのことで後日公開される予定だこちらも9月4日の発売予定で価格はオープンプライス。店頭予想価格は38800円前後の見込み。ネットブックの価格帯に収まっているものの、価格勝負オンリーからの脱却を狙う。
なお、同社ではサポート窓口を完備。土日祝日サポート体制を整えているほか、有償のPCセットアップ訪問サービス等も用意されている。